広場の真ん中に斉藤素巌作のブロンズ像があり、周囲に花が植えられ、「灯り」が置かれていました。
実際はもっと暗いのですが、何とかブロンズ像が見えて、なおかつ「灯り」が点いていること、植えられた花が見えるといった欲張った表現にしたく、露出を決めました。
やや明るすぎかなと思いますが、雰囲気は出たと思います。この撮影をしているときにフラッシュがいくつか光りました。さてどんな写真になったでしょうか?
多分手前だけ明るく、奥は真っ暗、ブロンズ像は見えず、「灯りは」真っ白になりこの雰囲気は全く出ていない写真になっていると思います。
特にコンデジでは、オートで撮影している人が大部分でしょう。出来ればいオートははずし、P(プログラム)にセットしておきましょう。同じオートでも、シャッターを切るたびにフラッシュがつくことを防ぐことが出来ます。フラッシュが必要な時だけフラッシュ発光をセットしましょう。
ブロンズ像のまわりの「灯り」を中心に写しました。草花と「あかり」のバランスが良くなるような露出を与えていますが、もう少し暗いほうが良かったと思います。
今回の撮影ではJPGではなくRAWで撮影しています。その理由は、撮影した映像をPCで、自分の思うように補正することが出来るからです。
jpgでも補正は出来ますが、画質の劣化を伴います。RAWの場合、自分のイメージどおりに補正をしても画質の劣化は殆どありません。
ニコンD200 AF-Sニッコール 18~200ミリズーム F3.5~5.6 ISO800
絞優先 F3.5 1/15秒 露出補正 -1.0 RAW 撮影