添景人物が欲しい画面
桜の下のベンチ、白い遊歩道がこの写真を引き締めている。
このままでも良いが、ここにベンチに座る人、或いは遊歩道を歩く人などいわゆる添景人物が有ればなお一層この画面は引き締まり、一段と良い雰囲気の写真になると思う。
左の写真も添景人物が欲しい画面だ。
右の写真のように添景人物が入ることによって、風景が引き締まると同時に、生活感のようなものが感じられるようになる。
この場合前からの姿がよいか、後姿がよいか分かれるところだが、私は正面からが良いと思っている。
こんな添景人物もよいかも知れない。
人物がいない風景を想像して見てはどうだろう。
何処か間が抜けた感じがすることは否めないだろう。
色のコラボ
写真はあまり良い例ではないが、他の花や植物の色とのコラボと云うか、組み合わせで春の感じを強調するのもよい方法だと思う。
この写真もあまり良い写真ではないが、一例として撮ったもの。
レンギョウの黄色と新緑の緑、桜のピンクと3色の組み合わせで、早春の雰囲気を伝えることが出来る。
天気が良ければ、青空バックで写すのも良いだろう。
青空が桜のピンクを強調してくれる。
この場合露出不足になりがちなので、露出はやや多めにセットすることがポイント。