撮り方色々
こんな風景があった。
花壇の青い絨毯と桜、そして三角帽子の小屋、手前の樹木から青の絨毯と三角帽子の小屋と奥行き感があり、これだけでも絵になっている。
だが同じこの場所でもフレーミングの違いや添景人物等の違いでまた別の絵になる。
日傘をさした二人の女性を手前に置き、縦位置でフレーミング。
白い日傘で春の日差しの強さが表現されている。
前景には全く何も入れず桜の花と三角帽子のみでフレーミング。
画面は平板だが春の雰囲気は十分。
同じ場所でもシャッターのタイミングとか添景の取り入れ方、フレーミングの違い等によって写真の内容が全く違ってしまう。
自分のイメージに合うフレーミングとシャッターチャンスを生かすことが良い写真を作るポイントだ。
桜の下で憩う人たち。
桜を多く取り入れ春を強調する。
画面右端の二人の人物はいないほうが良かった。
コブシの花の下を散策する人たち。
上の写真と同じく花を多く取り込み、曲折する遊歩道で奥行き感を出してまとめた写真。
写真撮影は、自分のイメージに合うような事象になるのをひたすら待つと云うのも良い作品を生み出す秘訣だと思う。