南浅川橋からの遠望
橋の上から西八王子方面を見た所。
堤の下に遊歩道、上に一般道がある。
どちらも道幅は同じ位だ。
満開の桜が見事。
前景の桜、中景の桜、遠景の桜と丘陵と風景写真の原点そのままの写真。
風景写真必須の遠近感が確りと表現されている。
春の雰囲気も満点。
同じ所を例によって縦位置で二枚撮る。
左の写真は前面の桜の豪華さを表現しながら環境の説明をしている。
右の写真は左に遊歩道を入れ点景人物を入れた。
湾曲した遊歩道と人物を入れたことにより、奥行き感が一層強調され、画面に視覚的動感を与えることが出来た。
一寸したフレーミングの違いで写真の印象が全く違ってしまう。
浅川を取り入れてみたが、川の表情が今一で、あまり良い写真にはならなかった。
例によって、ソフトフォーカス+レッド系の彩度を加えた写真。
ソフトな雰囲気が春らしさを演出している。
桜の花で画面を埋め尽くしてみた。
画面に立体感が乏しく、べたっとした感じになってしまった。
後ろの桜と前の桜との間を少し開ける事によって遠近感なり立体感が生まれたと思う。
フレーミングの試行錯誤が写真を写すときの楽しさと云うか面白さだ。
そのために撮影枚数がどんどん増えてしまう。
枚数を気にせずに撮影を続けることが出来るのもデジタルのお陰だ。