閑居シニアの写真館

リタイヤして30年、いろいろと写真を写し続けています。最近は身近な風景を見たまま気ままに写真を楽しんでいます。

昭和記念公園のチューリップ 8

2018-04-30 09:24:50 | 昭和記念公園

視点

写真の撮影は自分の視点から始まると云っても過言ではないだろう。

自分が感動した被写体は何なんだろう。

それをどう表現したら自分が感動したものを伝える事が出来るのだろうか、を考える事からら始まるのではないだろうか。

ペンF 28ミリ相当  F8 1/200秒  ISO200

この風景は平凡なフレーミングの写真だが、その時自分なりに素晴らしいと感動した風景をこのフレミングの中に発見した。

それは、写真左上の部分の赤い絨毯状の風景だ。

ペンF  300ミリ相当 F8 1/250秒  ISO250

上の写真と同じ所から300ミリ望遠で撮影。

赤い絨毯状の花と水面の反映、遠くの三角屋根の小屋、そして新緑の林。

自分なりに何処かメルヘンチックな感じがしないでもないこの美しい風景に魅せられた。

 

メルヘンチックな感じをより出したいとポップアート処理をしてみた。

データは上の写真同様

水面の反映を中心にカメラを下方に振り、手前にチューリップの花を取り込むフレーミングにする。

上も下の写真も水面の反映が魅力的だ。

自分が美しいと感動した風景を自分独自の視点で切り取ることで自分独自の写真になる。

 

水路の対岸の風景と手前の花の組み合わせ。

水路が暗く落ちているために対岸の風景が印象的な感じに見える。

同じ風景を横位置で撮り広がりを見せたが、散漫な感じになり引き締まった風景写真にはならなかった。

上の写真の縦位置の方が、確りとした引き締まった写真になっている。

縦位置か横位置か確りと見極める必要がある。

 

この写真も水面の反映が魅力的だ。

公園のような広い場所ではどうしても風景全体に目が行きがちだ。

広い風景の中でごく狭い所に視線を移すことも写真する上では大事なことだ。

そこに自分独自の世界を表現する事が出来る可能性が高い。

要するにあらゆるものに目線を配ることが傑作をものにする秘訣かも知れない。

ごく当たり前の写真だが、アート処理を前提に写した写真。

リーニュークレール処理をする。

ライトトーン処理。

ある種の図案をイメージして撮影、アート処理を施した。

コメント
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