アート処理 2
オリンパス ペンF 200ミリ相当 F8 1/200秒 ISO200
花の量感を表現する方法の一つに望遠レンズを使う方法がある。
望遠独特の圧縮感を利用することだ。
もう一つの利点は、遠くの花と手前の花の大きさがさほど違いが無いと云事だ。
ペンF 300ミリ相当 F8 1/320秒 ISO250
300ミリ望遠での撮影。
メインは中央の花。
この場合、絞りを解放にすることでバックが大きくぼけるのだが、いくらか鮮明に出したく、絞りはF8まで絞った。
目的は達したが、やはりやや煩雑で、主役に花がはっきりしなくなった。
絞りは解放にしたかった。
撮影データは上の写真と同じ。
この写真の欠点は主役の花に後ろの黄色い花が重なってしまった事だ。
その事により花の輪郭が曖昧になってしまった。
細心の注意が必要だった。
右の写真はソフトフォーカス処理を施したもの。
ピンクがかったっ色調が美しい。
雑然とした花の写真で、作品としては最悪。
この写真は、アート処理を前提にどのような効果が得られるかと意識的の写した写真。
リーニュクレール処理をしてみたもの。
ポップアート処理を施したもの。
どちらの写真もやはり基本のオリジナル写真よりはいくらか絵画的表現になり面白いかなと思ったが、やはり満足のいく写真にはならなかった。
上の写真と同じような写真だが、フレーミングがやや確りしているのでいくらかましな写真になっている。
どのような処理をするにしてもオリジナルの写真が確りとした作品になっていなければアート処理効果は発揮されないことが分かる。