今年で50周年。来年春で転居予定の大阪新歌舞伎座。
歌舞伎の名が付いているが歌舞伎はほとんどやらず、歌手芝居が
中心。東京でいうと明治座とニュアンスが似ている。
大阪の市井のおばちゃんの間では、
「今月、歌舞伎座だれなん?」「中条きよしや」「ほな、いつ行こ~」
という会話がフツーに交わされて来た。
楽屋(個室)。どんな役者たちがこの化粧前に座ったことか。
ユニットバスもついている。階段の多い船底式の楽屋も今は少なくなっていることだろう。
12月に始まる芝居の稽古に立ち会う。
久々にピリッとした芝居の空気。京唄子師匠差し入れの、天満中村屋のコロッケとおむすびのご相伴によばれる。
稽古がはねて、新世界へ。
大西ユカリ&新世界のライブ。毎月ようやらはるよなぁ。
清酒一升瓶を差し入れ。
大晦日の彼女のライブに、わだすもフィドル持って参戦する。
この夜は津軽三味線の二代目高橋竹山さんがゲスト。
熱気ムンムン ムレムレ・・・
谷岡ヤスジ なつかし!
ライブ後、阿倍野まで出て「あべの」へ。
やっぱ、餃子にビールや!
元は昭和28年創業の千日前で修業された店。
のルーツは渋谷恋文横丁に端を発する。陸恩さんという
中国東北部出身の女性が始めた。鍋貼(焼き餃子)も彼女が広めた
というのが定説。
回鍋肉 は長いこと阿倍野銀座商店街の路地裏にあった。
再開発中ということで、表の電車道に出てきた。
海老天とアスパラのマヨネーズ和え
定番中華がむちゃくちゃ旨い。餃子の王将が出てくるまで、餃子は
の代名詞だった。
ハマムラ、蓬莱…こういう店が中華料理の大衆化にはたした役割は
少なくない。
かに玉 レバニラやジンギスカンも人気あるんだ、昔から。
しつこく、餃子を注文。 やっぱり旨い。これが基本!
しめのチャーハン。炊き込みのようにご飯に味がしみ込んでいる。
こういうのも悪くない。
その後、新世界へ取って返し、「バーBaby」でハイボール。
高橋竹山さん、桂あやめ丈とバッタリ。
アベノ 大阪市阿倍野区阿倍野筋1丁目