マーベラスS

King Of Western-Swing!!
歌と食と酒、それに声のページ。

包丁一本さらしに巻いて、イテッ…

2009-09-10 09:48:44 | 



かつて演歌番組を書いている時、藤島恒夫さんがゲストで、「月の法善寺横丁」を歌い、そのイントロで流れる司会の文句を気に入ってもらい、「これ、もろて帰ろ…」と書き写してらした。褒められりゃ豚も木に登り、徹夜仕事の疲れなんざスッと消え去る。単純なもんだ。

この夏、行われた法善寺まつりの模様を・・・。


焼き肉「とらちゃん」の屋台。ホルモン煮込み¥200めちゃうま!生ビール¥200 生搾りフルーツカクテルが¥300 うれし!



明るいうちから、あちこち冷やかして歩く。



「喜川」前では店主上野修さんが立ってらした。



田楽 木の芽味噌  これ一本でけっこうお腹に来る。



「本湖月」前ではこちらも定番の鱧寿司。みずみずしい。
一本¥500 みるみる無くなって行く。



淡路の鱧、蓮根、一本ずつ笹で巻いて手間暇がかかっていると主人穴見さん。



「えび家」の若大将小えびさんは店頭で氷を販売。



新梅田食道街の店主会の委員も一緒。
それぞれが営業もしながら、店頭で採算度外視で祭りを盛りたてていることに感心。





老舗「正弁丹吾亭」では店頭で酒を販売。安い!有難い!



焼酎¥300に、小さな味噌おでんをつけてくれる。たまらんね。
予告編としては十分魅力的。




「wasabi」さんでは水餃子。こういう異種格闘技もよし。



串かつの「だるま」ではまつり期間だけ、メンチカツを販売。
めちゃうま。



国際色も豊か。墓場の横のステージではジャズのライブも。
水かけ不動横の小舞台では久々に若井ぼん師匠を見た。



こういう人が祭りには似合う。



辻からひょっこりと、講談の旭堂南陵師匠。



ひさびさに新野新さん。後ろはイラストレーターの成瀬国晴さん。昔から法善寺を愛してやまない大人たちだ。



この日ばかりは買い食いしながら、飲みながら・・・。



どこかで織田作先生も見たはりますやろか・・・

雨がパラついてきたので、長らくのご無沙汰で正弁丹吾亭へ。
蛇足だろうが、この屋号はその昔、法善寺の山門のねきに公衆便所がわりの小便桶(大阪弁でしょべんたごという)があり、その隣にあった関東煮屋だったことから、「小便たごの横の店行こ」が「小便たんご」となり、そのまんま当て字にした。シャレのキツい大阪ならではの、ちょっと目に沁む屋号である。



夏らしい冷製の炊き合わせ



鯵か鯖か忘れましたが、からまぶし。
大阪らしい一品で、酢の物にさっとおからがまぶしてある。手間だろうけど、忘れてほしくないトラディッショナルな浪花料理。



あわびの中にベシャメルソースが入った、コロッケ。
ソースの旨いこと。



恋の辻占い、いかがですか~と入ってきた浴衣の女性たち。
これも特別企画。何百円でこんな笑顔されるなら、日頃から時々あってもいいなぁ。



おっさんばかりだが、買ってしまった辻占い。

 行き暮れてここが思案の善哉かな  作之助

う~む・・・どうしようもない。

コメント
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