茫日南地。ひとたび洋食の口になっては、他のもので代用利きません。
そんなわけで、男同士で道頓堀の角をめざすことに。
まだ正月気分抜けきらぬ界隈とあっては、どこを覗いても
えらい人混みで、カレーショップも覗きましたが満席。
ここも少し待ちましたよ。
今回はすき焼き屋の隣にあって目立たぬ入口の方。
待つ間に、落ち着いた客層を見るともなく見るもまた愉し。
お、松竹座の正月大歌舞伎に出てる松嶋屋さんが粋筋のお客と差し向かい。
結構ですなぁ。こういうのがいかにも芝居町。
ささ、我等、いたって色気はないけれど、とっとと注文いたしましょう。
マカロニグラタン ¥1000 クラシカル洋食の幕開けにふさわしい。
さて「はり重本店」は戦前は新世界市場の入口、ちょうど阪本精肉店の辺りに
あった。戦後、道頓堀の角の一等地へ来るにはなかなかの政治力というか、
生半可な商売人では真似のできない知恵があったのだと思う。
大正8年に堺で最初の店を出したという。
生半可な商売人では真似のできない知恵があったのだと思う。
大正8年に堺で最初の店を出したという。
タンシチュー ¥1450 たっぷりのドミグラスソースがうれしい。
付け合わせも手を抜いていない。
ビーフカツレツ ¥2200 きょうびの東京から入って来た牛カツとはちがう。
なんだね、ありゃあ。 関西では昔っからカツといえば牛肉と決まってた。
ビーフスパゲッティ ¥1350 インデアンを思わせる茹で置きスパに
付け合わせも手を抜いていない。
ビーフカツレツ ¥2200 きょうびの東京から入って来た牛カツとはちがう。
なんだね、ありゃあ。 関西では昔っからカツといえば牛肉と決まってた。
ビーフスパゲッティ ¥1350 インデアンを思わせる茹で置きスパに
ごろりとした肉のシチューがかかっている。 悪かろうはずなし。
ハンバーグステーキ ¥1750
半分呆れ顔のギャルソンが、次から次へと運んできますよ。
我等、それを次々にペロペロと平らげていくのみ。
ハンバーグステーキ ¥1750
半分呆れ顔のギャルソンが、次から次へと運んできますよ。
我等、それを次々にペロペロと平らげていくのみ。
カレーライス ¥850 御堂筋沿いにカレーショップもあるが、やはり、
ここで食べると一段気持ちが違います。
カレーライスに卵黄が載って来るあたり、古いミナミスタイルですな。
そもそもマイルドなのだから、無くてもいいんですがね。
カツカレーライス ¥1400
カツカレーの場合の玉子の処遇はいつも悩み。どうしたって格好がつかない。
こんな案配で出てくると、躊躇なく上からカレールーをかけられる。
たまりませんな。
誰にでもイメージしやすい味。
海馬あたりがズルズルに液状化しそうです。
カツカレーの場合の玉子の処遇はいつも悩み。どうしたって格好がつかない。
こんな案配で出てくると、躊躇なく上からカレールーをかけられる。
たまりませんな。
誰にでもイメージしやすい味。
海馬あたりがズルズルに液状化しそうです。
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