阪急宝塚線ネタを探しに歩いてきた。
駅の地図で見たら意外に近そうなので、三国の駅に戻らず、三国橋を越えて歩いてみることにする。川っぺりに飲み屋街が固まってあり、小林旭がドンパチ暴れそうなたたずまい。
神崎川を越えたのであるが、オレらガキの頃はこの川の水が真っ黒のコールタール色で、ひどい悪臭がした。神崎川が近づくと阪急電車に乗ってるオレら一斉に窓を閉めたものだ。それほど高度成長期、公害への取り組みは後回しにされたのをオレは忘れない。
川を越えると、なんだか懐かしい街が残っていた。時代を忘れたような古本屋がぽつんとあったり、どことなく色街があったような風情の、古くてモダンを秘めたしもた屋が残っていたりする。色街ぢゃなかったらすんません。 その中に「あっ!ここかぁ」という一軒の銭湯に出くわした。長いこと行ってみたいと思ってた、双葉温泉という店だ。
だが94年に店じまいし取り壊し作業を待つばかりになっている。
左が銭湯のサイトから頂いたありし日。右が現在だ。
破風の屋根の上には力士の鬼瓦が睥睨し、化粧回しには双葉山と
書かれてある。そうか、戦前戦中に69連勝した当時の名横綱の名前をそのまま頂いた温泉だったわけだ。
そこから庄内まで、まぁずいぶんと歩いた。一駅だが意外なほど遠かった。汗みずくとなって庄内へとたどり着いたら、尚更ここでひとっ風呂浴びたくなった。
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三国の駅がまだ高架じゃなかったころ、(豊臣秀吉がまだ木下藤吉郎だったころじゃありません)宝塚行きのホームの一番北側にあった「ツチヤ工務店」の看板覚えてる人いますか?
「ツ、ツ、ツチヤの工務店、チャンチャカチャンのスッチャンチャン」というコピー、秀逸だとずっと思ってました。はたして曲は付いていたのか?今でも疑問。
十三では飲むくせに、一駅なのに三国は全くノーマークだったのでなんか新鮮です。やたら占いが目に付く商店街の奥で酒屋がヤケクソで始めたワインの立ち呑み屋発見!近所で餃子の専門店があり、そこから出前も頼めます。
なんか駅前に原っぱがあり、工場跡のようなブロック塀が残っていて、大きな樹が2本生えていました。知人に質せば、旧駅舎の残骸ではないかとのこと。なるほど~。
なんか、川のある街ってそそられます。
ところで、ワタクシかつて職場が庄内でありました。そして、今は東淀川のライブハウスへ行く時三国から東三国へ抜けていくので、あの商店街も気になっています。いずれオンエアでしょうが、楽しみ。ワインの立ち飲み、毎回中を覗こうと思いますが、あまりに奥まっていて何も見えません。パン屋も何軒もあったよね?
私なんて、三国から服部のまだ向こうの家まで歩いちゃうもんね。
あ、でもおもしろいもんがなかったら、ただ歩くんはつらいかなあ。
水が人と人の行き来を遮断してしまう場所には、
何かしら思いが残ったり、情がこもったりして、物語性をかき立てられる。
酔次郎さんの言ふとおり、いい川風が吹いて縄暖簾が揺れて、川の匂いがプンと(今の
神崎川ならOK)匂ったりするといいね。
そういう場所だとアテなんていらんのだ。
そんな街があって、ちょっと黙って放っておいてくれる女がいたりすると、そんならもう何もいらん。
旅に出るとそんな店に出会えるかもしれないと思って、失敗ばかりして来たなぁ。
しょうがないから、アテのことをああだ、こうだと書き立てるよりしょうがねぇ。
http://www.mainichi-msn.co.jp/kansai/meitei/archive/news/2006/20060513ddlk27070500000c.html
立ち呑み三銃士のことは、月刊「大阪人」の立ち呑み特集号で知りました。三国のワインバー酒商ゴトウの入り口にも貼ってありました。じっくり見せていただきます!