フルートおじさんの八ヶ岳日記

美しい雑木林の四季、人々との交流、いびつなフルートの音

「ミューズの調べ」コンサートのリハーサルが終わる

2012-10-19 | フルート

今日はいよいよ明日に迫る「ミューズの調べ」コンサートのリハーサルだ。昨日、東北旅行の帰途に友人夫婦が立ち寄ってくださった。奥さんとお会いするのは何年ぶりになるであろうか。懐かしい再開である。沢山のお土産を持ってきていただいて恐縮することしきりだ。宮城県塩釜市の佐浦酒造の(純米吟醸)「浦霞禅」は、後ほど呑ませていただくと、なんとも言えない芳醇な味わいだった。

 冷え込みが強くなってきたこともあり、今季初めて薪ストーブに火を入れる。煙突掃除をきっちりやった後の薪ストーブは、直ぐに赤々・パチパチと燃え始めた。この香り!この暖かさ!

外気温は6度。山々を見ると赤岳には初めて薄く雪が積もっていた。

北岳も真っ白に輝いている。

お二人には、今日はリハーサルが控えているので少し慌ただしい感じの朝食になって申し訳なかった。

お二人をお送りしてから、コンサート会場の甲斐大泉「セレナーデ」に向かう。

11時スタッフ全員が集合、直ちに、会場の整備、椅子並べなどを行う。

同時に久保田チェンバロ工房さんのチェンバロを運び込む。

調律が始まると、美しく、雅やかなチェンバロの響きがホールに響きわたった。ホールの音響効果がよく、思っていた以上に大きな響きが聞こえてくる。

1時からは、「チャミ卓ハウス音楽教室」の生徒が幾分緊張した面持ちでリハーサルを行う。それが終わると、本番のリハーサルだ。出演者の皆さんは、リラックスした雰囲気でリハーサルを行っていく。曲の雰囲気、テンポ、あるいは演奏のタイミング、チェンバロの鍵盤は上下どちらを使うか、といったことなど、入念にチェックをされていた。

出演者の方々のリハーサルは、長く続くようなので、スタッフは先に帰らせていただく。帰り道の「八ヶ岳高原大橋」(黄色い橋)から望んだ富士山は、明日のコンサートの成功を約束するかのように、あくまでも大きく、堂々として、かつ気品があった。