フルートおじさんの八ヶ岳日記

美しい雑木林の四季、人々との交流、いびつなフルートの音

夏の八ヶ岳雑木林の花たち シュロソウ

2018-08-19 | アダージョの森
 森をぐるっと取り囲むように、疎水が流れていて、気持ちの良い水音を立てている。
これを私たち「せせらぎ」と呼んでいる。
 
このせせらぎの側に、パッと見では見過ごしてしまうシュロソウが咲いている。

  
 
 シュロソウの葉の根本の葉柄(さや状に葉を包んでいた柄)が腐り、樹木のシュロ(棕櫚)の幹の周りに付く毛のような皮に似ていることから、シュロソウと名付けられたとか
葉はシランのように広い。

シックな茶色で、小さな花がたくさんついている。
 
 
  シュロソウ(棕櫚草)
 ユリ科  シュロソウ属
 学名:Veratum nigrum

これが有毒植物というから驚いてしまう。