森をぐるっと取り囲むように、疎水が流れていて、気持ちの良い水音を立てている。
これを私たち「せせらぎ」と呼んでいる。
このせせらぎの側に、パッと見では見過ごしてしまうシュロソウが咲いている。
シュロソウの葉の根本の葉柄(さや状に葉を包んでいた柄)が腐り、樹木のシュロ(棕櫚)の幹の周りに付く毛のような皮に似ていることから、シュロソウと名付けられたとか
葉はシランのように広い。
シックな茶色で、小さな花がたくさんついている。
シュロソウ(棕櫚草)
ユリ科 シュロソウ属
学名:Veratum nigrum
これが有毒植物というから驚いてしまう。