フルートおじさんの八ヶ岳日記

美しい雑木林の四季、人々との交流、いびつなフルートの音

秋刀魚の季節

2011-09-18 | 薪ストーブ・焚火

早朝は曇っていたが、だんだんいい天気になってきた。外気温16度、室温22度、湿度52%。
朝食後、スッキリした青空が広がってきた。そろそろ庭に出よう。
周辺の蕎麦畑では、先日の台風で蕎麦が倒れてしまった。農家の方にお聞きすると、収穫は30%ほど例年より少なくなるとのことだ。


ヤマザクラの葉が、紅葉を始めてきた。

今日は、先日いただいた、カクトラノオ、サクラタデ、購入したピンクのシュウメイギク、シマススキを植え付けた。ゆっくりやっていると、それだけで昼になってしまった。

午後は、フルート練習の時間だ。ロングトーン、「毎日の練習」、各調のスケールとアルペジオをまずやろう。
続いて、今日からアルテは21課「トリル」を始める。やはりトリルで動きにくいのは、両手の小指と薬指だ。これが、毎日根気よくトリルの練習をしていると動くようになるとアルテには書かれている。要は、毎日、動きにくい指のトリル練習を続けなければならないのだが、これが簡単ではなさそうだ。

次は、「名曲31」から、アトランダムに選んで練習する。フォーレ「シチリアーノ」、ビゼー「アルルの女メヌエット」、グルック「妖精の踊り」、宮城道雄「春の海」などをやった。

夕方から庭に出て、炉を焚こう。昨日の雨で濡れたものの、庭に積んでいる柴はよく乾燥しているので、直ぐに燃えてくれた。どんどん柴を燃やして熾きを作る。

それを、かまどに移つす。今日はかまどで秋刀魚を焼こう。屋外で魚を焼くと、なんとなく気分がうきうきしてくるものだ。秋刀魚の脂が火の上に落ち、ジューと音がして旨そうな香りが漂ってきた。そろそろ食べ頃かな。

テーブルに、ビール、ワイン、燻製したウィンナー、それに「pure whiteトウモロコシ」と解凍したお好み焼きをセッティングする。

秋刀魚が焼き上がったので、夕食を始めよう。まずは、プリン体99%カットの「淡麗ダブル」をグイッと飲む。これは身体にもよく、味もまずまずなのだ。ところが赤ワイン「聖人の贈り物」は、きららの酒店の前に並んでいたものだが、ちびちび飲んでも、グイッと飲んでも、舌の上でころころさせても、どう飲んでみても、余り美味しくない。ま、「ワインの味は値段に比例する」というから仕方がないか。しかし、なんといっても脂の乗った旬の秋刀魚の味は格別である。庭の炉端で、木々の夕映えを見ながらゆっくり夕食を楽しんだ。


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