フルートおじさんの八ヶ岳日記

美しい雑木林の四季、人々との交流、いびつなフルートの音

トリカブト 美しくて猛毒

2020-09-12 | 山野草

森の北ガーデンの薄暗いところでトリカブトが満開になってきた。

何ともユニークな形をしている。

トリカブトの名の由来は、花が古来の衣装である鳥兜・烏帽子に似ているからとも、鶏の鶏冠(とさか)に似ているからとも言われる。

日本三大毒草(トリカブト、ドクゼリ、ドクウツギ)の一つで、根を始めとした全草に毒がある。

日本には30種ほどが自生していて、トリカブトはその総称だ。

芽吹きの頃にはセリ、ニリンソウ、ヨモギなどと外見が似ているため、山菜と間違って食べることによる中毒事故がある。

薄暗い森の中でも、はっきりとした紫色が浮かび上がっている。

猛毒という観念が先に来てしまうが、それを離れて花として眺めると美しい花と言える。

トリカブト(鳥兜・草鳥頭)

学名 Aconitum
キンポウゲ科 トリカブト属の総称である。

有毒植物の一種として知られる。



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