フルートおじさんの八ヶ岳日記

美しい雑木林の四季、人々との交流、いびつなフルートの音

賑やかな女性たちがやってきた

2012-05-26 | フルート

八ヶ岳清里の雑木林は木々の葉がすっかり展開して、空がほとんど見えなくなった。木の間越しに青空が見える。南アルプスも姿を現している。
今日は大阪から妻の友達6人がJR小淵沢の駅にやってきた。駅でレンタカーを借りて、2台の車に分乗する。まずは、「えほん村」に向かう。皆さん絵本が好きな方ばかりだ。

館内でゆっくり見学していると、ひょんなことから、操り人形を見せていただくというプレゼントがあった。

その後はいつものコース通り「夢宇谷」に立ち寄る。ここは何度行っても、その都度新しい作品を展示しているので実に楽しいところだ。「夢宇谷」のすこし向こうに新しくギャラリー「grace」がオープンしていたので覗いてみる。帽子や陶器など色んな作品が展示されている。土日だけのオープンとのこと。

面白そうな「茶香炉」があったので買ってしまった。私が店を出た時女性たちも、「何々」と言いながら店に入ってきて、気にった物を買っていた。店のオーナーは突然の多数の来客に喜んでいた。

今夜の皆さんの宿はゲストハウス「ミュー」。前回来られた時に気に入ったので、今回も泊りたいとのことだった。
妻も皆さんと一緒に食事をするので私は自宅で一人食事となった。9時前にほろ酔い加減の妻を迎えに行く。


EOSが帰ってきた

2012-05-25 | 日記

朝からどんより曇っている。が気温8度、室温19度、湿度35%。午前中、先日倒したコナラの巨木の玉切り作業をする。あたりに散らかった枝の処理が大変だ。そうこうしているうちに雨が降り出して来た。雨の中、直射日光が当たりすぎて成長が弱まっている山野草の移植をする。

作業が一段落したころ、宅急便がやってきた。先日修理に出した「EOS KISS degital X」が届いたのだ。梱包を解くと、厚い繭に包まれて修理が終わったEOSが入っていた。

綺麗に磨いてくれているのがうれいし。コンパクトフラッシュ関係の基盤が壊れて、新しいものに取り換えてくれている。使い始めてから5年ほどになるだろうか。カバーもかけずに、それこそ雨の日も風の日も、土やホコリもものかわ、よく働いてくれるものだ。もう少し使用者の注意や丁寧さがあってもよさそうだが、と反省することしきりだ。しかし、カメラは現場だ。部屋に飾ったり、しまっておくものではない。大事にし過ぎて、シャッターチャンスを逃していては、元も子もない。使い倒すのが一番。しかも、degitalXの後継機種がどんどん生まれてきている。
修理費は、12495円。部品代は2000円だが、技術料が9000円、その他、税金・送料だ。

八ヶ岳での生活では一眼レフがなければ、淋しくもあれば、詰まらない。これで、また、日々移り変わる山野の美しい光景を切り取ることができるようになった。今日は雨なので、試運転は明日いい天気になってから行うことにしよう。

一方、妻は、「春の酵素」作りを楽しんでいる。漬けこんでから、毎日かき混ぜ、そろそろ1週間になる。

かき混ぜていると草が発酵する甘い香りが漂ってきた。大分発酵が進んできたようだ。

 
 


ワクワクする、「釉薬かけ」と「新品チェーンソー」

2012-05-23 | 趣味

八ヶ岳清里の雑木林は、素晴らしい晴天がやってきた。すっかり展開した木の間越しに、南アルプス、八ヶ岳がよく見える。外気温5度、室温16度、湿度36%。

これまで使いつづけてきたHITACHIのチェーンソー(CS35ED)がとうとう動かなくなった。このチェーンソーは、バーの長さが35センチで使いまわしがよく、根っこ切りに土混じりになるという驚くほどの酷使にも耐えてくれた。

ところが故障するとJマートでは取引がなく修理ができない、とのことなので、次は、Jマートで修理できるチェーンソーにしよう、と思っていた。Jマートのチェーンソーコーナーを見ると、makitaとリョービのチェーンソーがあったので、一度リョービのチェーンソーを使ってみることにした。型式はESK3435。

「50:1」に調合した燃料とチェーンオイルを満タンにして始動してみる。初めて動かすときはワクワクものだ。最初は油が回っていないので、本体がガタガタするのに驚いた。エンジン音も不安定で、アイドリングにするとストップしてしまう。試し切りとして伐採木を切る。満タンの燃料を一度使い切って、ソーチェーンを締め直すころには、アイドリングも安定してきた。とはいえSTHILほどの安定したエンジン音ではないのは、いたしかたないか。バー長35センチのチェーンソーがあると、軽くて、使いまわしが楽なので、伐採して山となった枝や細い木の片づけが捗った。

私のフルートのレッスンはお休みだが、妻は陶芸工房へ行く。今日の作業は、これまで作り上げてきた作品を素焼きしたものに、釉薬を塗る作業だ。

額縁

大皿

それにピンク色の釉薬をかけた茶碗蒸しの茶碗。果たしてどんな色合いに仕上がるのか、楽しみである。


「チェンバロとフルートとの演奏会」の打ち合わせを行う

2012-05-22 | フルート

ヶ岳清里の雑木林から。天気が下り坂の予報だったか、青空が広がっている。外気温5度、室温17度、湿度33%。

雑木林のあちらこちらに、ヤマツツジが朱色の花を咲かせ始めた。樹木がしげってしまって全く花を咲かせていないヤマツツジも多い。そんなヤマツツジを掘り起こして、少し日当たりにいいところに移植する作業を始めた。今朝も、3本のヤマツツジを移植する。移植するのには最悪の時期だが、「思い立ったら吉日」のつもりでやらなければ、ついやるチャンスを失ってしまうのだ。

午後から雨になる。今日は、「チェンバロとフルートの演奏会」の打ち合わせをすることになっている。

当ブログで紹介した「CEMBALO チェンバロ」の筆者である、チェンバロ製作者の久保田彰さんに、出雲大社への奉納音楽会からの帰り路に、わざわざ清里までお越しいただいた。フルートの鈴木先生ご夫婦にもお越しいただいて、今秋に予定している演奏会の打ち合わせを行う。

久保田さんとは、初めてお会いしたが、実に物静かで控えめな方で、チェンバロ製作者とはこんな雰囲気がある方かと思う。小川洋子さんの「やさしい訴え」が話題となり、その裏話を少しお聞きした。

会場探しがなかなか難しい。日程は10月の土曜日ぐらいにすることにして、北杜市界隈のコンサート会場を探す。会場の空き状況、キャパ、音響、チェンバロの搬入の可否、駐車場、料金、など問い合わせるがなかなか見つからない。大泉にある「セレナーデ」に問い合わせると、偶然にも10月20日(土)なら空いていると言うことが分かった。

チェンバロの奏者、演奏曲目、並びにパンフレットは鈴木先生に検討していただくことになった。

その後、雨降るなか、全員で「セレナード」のホールを下調べに行く。

ホールのキャパは80人ほどだが、使い方によっては90~100人まで可能とのこと。30台ぐらいは止めることができる「臨時駐車場」が近くにあるので、なかなか使い勝手が良かった。

次回は先のことになるが、パンフレットの原案が決まったころに、再会できたらいいですね、という感じで散会した。


八ヶ岳の西側から、白ばらとリコーダーがやってきた

2012-05-20 | 人々との交流

八ヶ岳清里の雑木林の空は、曇っている。南アルプス、八ヶ岳は姿を隠している。外気温7度、室温17度、湿度34%。

今日は、八ヶ岳の西側からaostaさん、papalinさん、ご夫婦にお越しいただいた。昨日のような日差しになると暑過ぎるのでどうかなと思っていたら山々は望めないものの、暑くもなく寒くもない、ほどよい天気になった。

aostaさんから庭に咲き始めた白バラ“ピエール・ド・ロンサール”のブーケをいただいた。ピーチがかかったピンクが外側に行くにつ入れて白くなる実に美しいバラである。 早速、雑木林をご案内する。足元にはマイヅルソウやチゴユリが大分咲いてきている。aostaさんは草木の名前に詳しく、立ち止まって話をしていると、意外と時間がかかってしまった。

大分ゆっくり回ってもらって、部屋に戻り食事となる。

 

用意していた2012初めての燻製は、イワシの干物、茹で卵、チーズ。茹で卵が好評だったのが嬉しい。

リコーダーなど音楽の話に花が咲く。今日のためにわざわざpapalinさんが多重録音した素晴らしリコーダーのCDをプレゼントしていただいた。「ハイドン、ボワモルティエ、モーツァルト、ヴィヴァルディ」の曲が収録されている素晴らしい演奏だ。アマチュアの方が一人で演奏したものとは到底思えない作品である。これは、朝早くに聴くとさらによさそうなので毎朝のCDリストに加えさせていただくとしよう。

持ってきていただいた赤ワイン“aux caudelayres paul barre 2010”ミディアムよりはコクがあるが爽やかな味で、馥郁とした香りがある。グラスを開けると直ぐにもう一杯飲みたくなるワインだ。

食事が終わると、papalinさんにリコーダーの演奏をしていただく。私のアルテ教則本からヘンデルの曲を吹いていただいた。初見ですらすら吹かれるのはさすがだ。

その後、「煎りたて名人」を使ってコーヒーを煎っていただく。煎り上がった「ブルマン」は、いい味に仕上がっていた。お持ちしていただいた「かりんとう饅頭」が、カリッとした皮に適度な甘さの餡がつつまれていて、どことなく懐かしさがある和菓子でおいしい。

楽しい話が、続いたが残念ながらお別れの時間が来た。今年の7月にpapalinさんの演奏会があることをお聞きしたので、是非とも聴きにいかせていただきたいとお約束し、お開きとなった。