フルートおじさんの八ヶ岳日記

美しい雑木林の四季、人々との交流、いびつなフルートの音

白銀は招く スキーの爽快さ!

2013-01-24 | 日記

昨夜からの雪が止んだ。デッキには2、3センチほどの雪が積もっている。青空が広がってきて、申し分のない天気になった。

それでは、スキーに行こう!今シーズンから冬の八ヶ岳をより楽しもうと、スキーとスノシューをやりたいと思っている。若いころは、スキーによく行っていたが、最近ではほとんどしなくなった。昨年、1度滑ったときに、爽快な気分を味わえたので、今年こそは本格的にやろうと、新たにスキーセットを購入した。今日は、それらデビューだ。

清里には近くにサンメドウズ・スキー場があるが、雪質のよい「小海リエックス」に行くことにする。我が家からは車で40、50分ほどで原村へ行くのと同じくらいかまだ近いほどだ。

野辺山からの八ヶ岳の景色を見ながら、

R141を行くと松原湖入り口につくので、その交差点を左折すると、ほどなく「小海リエックス」に到着する。

このスキー場は、何と言っても「シニア券」が平日1日1500円なのでありがたい。サンメドウズの4200円(シニア券が無い)と比べると格段にリーズナブルだ。早速、スキーを着けて

いざ、初すべりのスタートだ。

リフトもゲレンデも空いているので待つことなどない。頂上まで1300メートルのスクワッドリフトで登る。このリフトは高速なのがいい。

最初は身体が硬くぎこちない。いつもの悪い癖で腰を後ろに引いてしまうので、スピードコントロールがかえって出来ないのだ。主として最大傾斜度20度のラバーホーン・ゲレンデで滑る。滑りはまだまだだが、この爽快感は何とも言えない。
スキーはほとんど重力の法則だけで楽しめるので、筋力の衰えたシニアには最適のスポーツといえる。午前中1時間ほど滑って、昼食を食べる。去年にはなかった麺類コーナーが人気だ。

昼からもいい天気だ。リフトを乗り継いで頂上までいくと、標高1780メートルの「鏡の広場」だ、雪質はかなりいい。

左手奥に浅間山を望む。

緩やなウエンゲン・ゲレンデを滑り降りてくると、最大傾斜度32度のアイガー・ゲレンデに着く。今日は初日なので、この上級者コースはパスすることにしよう。

ラバーホーン・ゲレンデに合流すると、2500mのダウンヒルだ。2時30分まで滑って、今日のスキーを終えることにする。

スキーの後は、隣接している「星空の湯」に浸かろう。これが、スキー券を持っていれば、入浴料が800円の所500円に割引されるのも嬉しい。
温泉には、平日の昼間でまだ早い時間なので、誰も入っていなかった。浅間山を望む露天風呂に浸かり、スキーで疲れた筋肉を温めほぐす。

この気持ちのよさは、ただ、「アー、う~ん」と唸るだけでしか表現できない。たっぷりと身体を温めて湯から出ると、シャトレーゼのアイス・キャンディを無料で食べることができるのもgoodだ。

余りに気持ち良かったので、これからは、「いい天気になるとスキー!」ということになるかな。


銀世界を歩く

2013-01-19 | 日記

今日もいい天気になった。その分冷え込みが厳しく外気温はマイナス10度まで下がった。それでも、日差しが強くなってきたのでウォーキングに出よう。

あたりは一面の銀世界だ。

南アルプス甲斐駒ケ岳の雄姿、奥深く優雅に佇む北岳。

畑の南斜面の雪が幾分融けてきた。道路を通る車も少なく、まして歩いている人など誰もいない。八ヶ岳には、薄らと雲がかかり、それだけ厳然とした気迫が伝わってきた。

森の中に入っていくと、雪はほとんど融けていない。

モノトーンの静寂の世界が広がっている。

葉を落としたミズキの枝の姿が美しい。

まだしばらくは、雪を楽しむ日々が続きそうだ。


雪均しに汗を流す

2013-01-17 | 日記

今日もいい天気になった。あたりに陽が射して暖かくなってきたので、雪かきをやろう。昨日、なんとか車を家のガレージまで運転してきたが、入り口付近の雪が深いところでは、車が浮き上がってハンドルを取られてしまった。

車の轍が深く刻まれた雪道を下りて行き、まずは入口付近の雪かき作業からやろう。

あたりの雪景色が美しい。

雪を掘りそれを投げる作業は疲れるので、運転しやすいように雪の山を崩し、道を均す作業に切り替える。午前中は、その作業で終わってしまった。

午後からの作業は、道の轍の雪を均して、車が浮き上がらないようにする。

道が長いので少しずつ休憩しながら雪均しを進める。この作業がなかなかきついので、結構身体にこたえるが、身体はホカホカ暖まるってきて、上着などいらない。

ようやく、庭まで進んできた。白樺が美しい。

 

 

最後は、駐車場のふかふかの雪を均す作業だ。轍が凍りついてしまうと、それに車輪が取られて運転しにくくなると困る。あたりを均して作業終了。試しに車庫入れをやってみるとスムーズにできる。これで何とか、日常生活は支障なくできるようになった。


料理教室新年会とボイラーの補修

2013-01-16 | 趣味

 今日もいい天気になった。一面の白銀の世界は目にまぶしい。

たっぷりと雪が積もっているので歩くのも一苦労だ。

昨夜、お風呂を沸かそうと灯油ボイラーのスイッチを入れたところ、途中で火が消えてしまった。雪に閉ざされた世界で、お湯が使えないと生活できないので、朝から業者に連絡を入れる。昼過ぎに補修にやってきてくれることになった。

妻は、料理教室の新年会があるというので、メンバーの一人であるペンション「ミュー」さんまで送っていく。女性ばかり10人の新年会は、料理教室の先生がお一人で料理を用意されたとのことだ。

先生宅は古民家を改築した味のあるお宅で、囲炉裏には練炭がいこっている。

2時過ぎにボイラーの補修業者がやってきた。申し訳ないが車を畑の下に留め、歩いて家まで登ってきていただいた。早速、ボイラーを見てもらう。どうもフィルターが詰まっているようですね、とのこと。

「ボイラーのフィルター」の話は知らなかったので、どんな作業か側で見ておくことにする。最初に、水の流入パイプのバルブを閉じたあと、パイプに巻いているテープを切り、発泡スチロールの保温材をはがす。次に金属製の蓋があるのでそのネジを外して蓋を開ける。その中にある5センチほどの金属の網でできたフィルターを抜きだす。設置してから今までフィルター掃除をやったことがなかったので、取りだすのに少し苦労していた。フィルターは完全に目詰まりしているのがわかった。そのフィルターをワイヤーブラシでこすると、確かに奇麗な網目が出てきた。「これで大丈夫です。ボイラーのスイッチを入れ湯を出して下さい」というので、やってみると、成程、見違えるほど勢いよくお湯が出てきた。その後、灯油タンクの水抜きも一緒にやってもらった。屋根があるので、灯油タンクには水がたまっていません、ということだった。1時間もかからない作業だったが、これで一安心だ。

そうこうしているうちに、料理教室新年会に行っていた妻が、「ミュー」さんに近くまで送っていただいたので、迎えに行く。その帰りに、地元のAさん宅へに伺う。「大雪の日にこちらに戻ってきました。今年もよろしくお願いします」と新年の挨拶をする。これだけの雪は、こちらでも珍しいとのことだった。


雪の我が家に到着

2013-01-15 | 日記

 今日はびっくりするほどの晴天になった。一面の銀世界はまぶしくて目を開けて居られないほどだ。ペンション「ミュー」さんを出て、北甲斐亭まで来る。国道は除雪されているので通行には問題はなかった。除雪といっても雪が均されているだけで、道は全くの雪道だ。しかし、我が家への進入路は除雪されていないので、車は入ることができない。とりあえず、車を北甲斐亭において置き、雪道を歩いて我が家を目指す。

風の吹き溜まりの所など、膝上ぐらいまで積もっていて歩くのに不自由した。ようやく家に到着して、

とりあえず、薪ストーブに火を入れ、コーヒーを沸かす。コーヒーを啜りながら、前後策を考える。よく見ると、もう1本の道には除雪された跡があるので、その道なら車で家の下まで入ってくることができるのが分かった。

しかし、そこまででも雪道は50メートルほど歩かなければならない。まずは、スコップで雪かきをして、歩道を作ろう。それができると、車を回してきて、荷物を下ろす。食糧と軽い荷物をとりあえず家に運ぶ上げることにする。荷物を持って数回往復すると、かなりばててしまった。

最後に車を方向転換しようとすると、ドカンと水路に嵌まってしまった。雪で覆われていたので見た目には水路があるのはわからなかったのだ。幸いにも4輪駆動のおかげで何とか脱出することができてほっとする。車は道路際においておくことにする。

部屋に戻って寛いでいると、南アルプスの空が驚くほどの赤さに染まってきた。その美しさに、ただ、呆然と眺めいるだけだ。