今年の秋の長雨はどうなっているのだろうか。文字通り「長雨」になってきた。
今日も、時折小雨が降る中、清里へ向けて出発した。
道路の渋滞はなく順調に諏訪湖にやってきた。
八ヶ岳はほとんど雲の中だ
いつもどおりきららで食材を買ってから、アダージョの森へ。
部屋の温度は18℃だったか、森の暮らしが始まるので、薪ストーブに火を入れた。
薪が燃える輝き、はぜる音、やはり森の暮らしはいいものだ。
今年の秋の長雨はどうなっているのだろうか。文字通り「長雨」になってきた。
今日も、時折小雨が降る中、清里へ向けて出発した。
道路の渋滞はなく順調に諏訪湖にやってきた。
八ヶ岳はほとんど雲の中だ
いつもどおりきららで食材を買ってから、アダージョの森へ。
部屋の温度は18℃だったか、森の暮らしが始まるので、薪ストーブに火を入れた。
薪が燃える輝き、はぜる音、やはり森の暮らしはいいものだ。
3泊4日の東北旅行も最後の日になった。今日も天気ははっきりしない。朝湯にゆっくりと浸かった後、朝食を食べる。
ニジマスの甘露煮を肴に魚沼産コシヒカリを味わう。
宿の前の水槽には50㎝をあろうかという岩魚が泳いでいた。壁に貼られている魚拓で一番大きなのは68.5㎝もあったから驚く。
帰りがけに、新米の魚沼産コシヒカリを分けていただいた。これが何よりのお土産となった。
銀山平はその昔、鉱山で賑わったところと言われているが今は面影もない。宿の周りに豪雪を避けるために真新しい高床のログハウスが立っている。山登りや渓流釣りのお客さんが泊まるとのこと。
その近くを清流が流れていて、文字通り人里離れた秘湯だった。
朝起きてみると、おっ雨が止んでいるではないか。ところどころに青空も見える。これは嬉しくなってきた。
朝食を食べる間も、仲間の声が弾む。
磐梯山の登山口八方台駐車場にやってきた。
八方台登山口から歩き始めて30分ほどで「中の湯」という所に出た。あたりは硫黄臭が立ち込めていて、その向こうに廃屋があった。以前は温泉旅館だったのであろうか。少し不気味な感じだ。
そこから山道を2時間ほど登ると、磐梯山頂上に出た。
標高1816m。眼下に猪苗代湖が見える。青空ならさぞや素晴らしい眺めになるだろう。
右手には荒々しい爆裂火口があり、その向こうに裏磐梯の五色沼が見える。
磐梯山は、最近では、1888年(明治21年)に噴火した活火山である。
頂上下に弘法水が湧き、休憩所がある。あたり一帯はお花畑になっていて、実に気持ちの良い登山道だった。残念ながら花のシーズンは終わっていた。
磐梯山を振り返りながらゆっくりと下山する。
下の方は、鬱蒼としたブナ林が広がっていた。秋が深まると美しいブナの黄葉が見えることであろう。
磐梯山から下山し、今度は、新潟の奥只見まで4時間走ることになった。着いたのは奥只見の銀山平温泉、湖山荘
魚沼市の山奥で、11月から4月の半年間は5メートルの雪に埋もってしまうという豪雪地帯だ。
まずは無色透明無臭のアルカリ温泉に浸かって汗を流そう
左側小鉢はアケビの新芽
岩魚の塩焼き
ニジマスの交配種の造り
山菜の天ぷらで面白いのは真ん中のつぶつぶしたもの、これはウワミズザクラの蕾の天ぷらだ。
魚沼ではこれを杏仁子(あんにんご)と呼んでいて、独特の食感が楽しい。
最後になんでもないかのように出されたキノコ汁が「えっ!」というほど美味しかった。
『あどけない話』 高村光太郎
智恵子は東京に空が無いといふ。
ほんとの空が見たいといふ。
私は驚いて空を見る。
桜若葉の間(あいだ)に在るのは、
切っても切れない
むかしなじみのきれいな空だ。
どんよりけむる地平のぼかしは
うすもも色の朝のしめりだ。
智恵子は遠くを見ながら言ふ。
阿多多羅山(あたたらやま)の山の上に
毎日出ている青い空が
智恵子のほんとうの空だといふ。
あどけない空の話である。
朝起きてみると、残念ながら弱雨がしとしとと降っている。まずは朝食を食べる。
この宿の名物料理「しらすめっぱ飯」(わっぱ飯のことをこう呼ぶ)をいただこう。たっぷりのシラスにゴマと大葉が乗っていてあっさりとして食べやすい。
腹ごしらえができたところで安達太良山を目指す。日本100名山の名峰だ。
会津若松から東北自動車道二本松ICで高速を降り、岳温泉~奥岳登山口から、ロープウェーに乗る。
雨は強くはないものの止む気配はない。
降り場で、「台風16号が近づいて来ているので、強風になると下りのロープウェーは止まりますから」と言われ、一瞬ドキッとする。
雨具に身を包み、傘をさしてゆっくり登っていく。
30分ほど歩くと仙女平分岐に到着。
その後、1時間ほど登ると1700mの頂上に着いた。頂上から鉄山~沼ノ平あたりは有害ガスが噴出する進入禁地域だ。
今日は雨ということもあり先ヘは行かないことにする。運行停止が気になるので、ゆっくりする間もなく下山を急ぐ。無事ロープウェーに乗ることができてホッとした。
下山後は、磐梯山東麓にある「猪苗代四季の里」を目指す。ここは自家源泉のある宿だ。
温泉でゆっくり疲れを癒した後、お待ちかねの夕食だ。
そこで、とんだハプニングが起こった。
夕食にはサイコロステーキがついていたので、それを「美味しい美味しい」と食べていると、そこに、鉄板をジュージュー言わせながらステーキが運ばれてきた。
云?何かの間違い?というと企画した人が良かれと思って別注していたとのことだ。
「これは食べられないな、しかしもったいない」と言いながら、一同ほとんど平らげたのだから驚いた。
平均年齢からは考えられないのだが、追い詰められたら「バカ力」がでるものだ。
今日から3泊4日で東北方面に登山と温泉の旅にでかける。
台風16号の前を走るという行程だが、途中から雨が降り出してきた。これは台風ではなく、秋雨前線の仕業らしい。
メンバーはいつもの6人組だ。車2台に分乗し北陸道を700キロひたすら走って、夕方には、会津若松に着いた。
今回泊まったのは、「田事」という料理がおいしい旅館だ。ただ街中にあり、温泉ではないのが残念だ。
由緒のある旅館という雰囲気だ
700キロも走り続けるとさすが体も疲れる。お風呂に入り、梅酒で乾杯した。
気になる明日からの天気だが、どうも晴れは望めないようだ。