フルートおじさんの八ヶ岳日記

美しい雑木林の四季、人々との交流、いびつなフルートの音

ヤドリギを飾る 恋人たちは永遠に結ばれる 不死の力

2019-12-12 | アダージョの森

クリスマスのシーズンがやってきた。そんな時に話題になるのがヤドリギだ。

西欧ではクリスマスになるとヤドリギを玄関につるす習慣があるところがある。中にはヤドリギを球状に編み込んだキッシングボール(Kissing Ball)を飾るらしい。
Kissing→kissをするということかな・・

ヤドリギの下で恋人同士がキスをすることで永遠に結ばれるという言い伝えもある。玄関につるしたヤドリギには魔除けの意味があり、その下を通ることで不死の力を得るという伝説があるそうだ。

アダージョの森には、西側のエリアにヤドリギが沢山育っている。たまたま、先日の大きな栗の木を伐採した時に枝の先に付いていたヤドリギが取れてしまった。

それを、小屋のドアに飾って、「魔除け」にしてみた。

 

樹上高いところでボール状になって育っているヤドリギ

ヤドリギの実を食べた鳥たちは糞とともに種を落とすが、その種には特有の粘液が付いていて樹木の枝にくっつく。そこから根を生やし、樹木から水分と栄養分を吸収する。

少し大きくなってきたヤドリギ 

これはまだ小さい苗 テープは「この樹木伐採」の目印 この栗の木は伐採はやめておこう

老木にはヤドリギが沢山付いている

ひとつのヤドリギができれば、その実を鳥が食べるので、そのヤドリギの近くに新しい苗が育つようだ

 

ヤドリギ 
学名 viscum album
ビャクダン科(ヤドリギ科) ヤドリギ属

種は土に落ちても根を生やすことはない


フルートレッスン ヘンデル・ソナタト短調

2019-12-11 | フルート

今日はフルートのレッスンがあった。朝6時30分の気温は0℃と暖かい。

朝の天気は良かったが、その後曇ってきた。明野のフルート教室から見た甲斐駒ケ岳はぐっと大きく迫ってきている。

 

北側に目を転じると、梅林の向こうに茅が岳(1704m)が見える。「日本100名山」を著した深田久弥の終焉の地である。

 

今日のレッスンは、ヘンデルのソナタト短調だ。前回のレッスンの時に鈴木先生から、ヘンデルのソナタから、好きな曲を選んでくださいということだった。

ヘンデルのフルート(リコーダー)ソナタは沢山あるので、you tubeでいろいろ聴いてみて、迷ったが、練習しやすい曲としてこの曲を選んだ。

楽譜は、全部で6枚ある。1.Larghetto 2.Andante 3.Adagio 4.Presto の4楽章からなっている。

今日は、さらっと全曲を流してみた。鈴木先生にもリズムや演奏のポイントンなるところの指導を受けた。

 

滝沢昌之(fl) 埜口浩之(fg) 八尋三菜子(pf) (滝沢の使用楽器:August Richard Hammig グラナディラ木製。2100番台)
2015/11/22 第51回筑紫野カメロコンサート 1.Larghetto 2.Andante 3.Adagio 4.Presto

 

 

 

練習が終わり、清里に帰る途中で見た八ヶ岳。この角度から見ると、少し違って複雑な趣がある。


影絵の世界

2019-12-09 | アダージョの森

 昨日の夕方、日没してからの風景。南から西にかけての影絵の世界が美しい

夕焼けで真っ赤に染まるときもあるが、こうした色加減もいい

金星が明るく輝いている

 

葉が落ちてしまった雑木林は、骨格だけが残っている。それほどに細かい枝が葉を茂らせていたのだ

 向こうに小さく見える三角形は北岳 甲斐駒ケ岳は頂上が少し見える

 


山々に朝陽が射してきた

2019-12-08 | アダージョの森

今日はすっきりした青空が広がっている。

朝6時の気温は-3℃。防寒着に身を包んで、写真を撮りに出る。風がないので寒さは感じない。

眼前の南アルプスが美しく染まり始めた

本邦第2の高峰 北岳 3193m 南アルプスの奥に真っ白に鎮座している

甲斐駒ケ岳 2966m その勇壮な姿は迫力満点だ

そして、われらが八ヶ岳 真っ赤に染まっている 

赤岳 2899m 横岳からの気持ちのいい登山道

赤岳天望荘(肩の小屋)、赤岳頂上山荘が見える 懐かしいな


柴集めと根っこの処理

2019-12-07 | アダージョの森

空は灰色の雲がかかっているが風はない。寒気が降りてきているとの予報だが、今朝は0℃なので、あまり寒さは感じない。

今日は薪ストーブの焚き付け用の柴を集めよう。

細い枝の処理は、STIHL MS193Cが小回りが利いて使いやすい。

森の中に、今年の1月に伐採した樹木の細い枝を積んでいるので、それを薪ストーブの焚き付け用にカットする。

細い枝は、一番最初の火つけ用だ。これにはチェーンソーは使わず手足で適当な長さに折る。

太い薪に火を燃え広がらせるためには、この中ぐらいの太さの薪が一番役に立つ。これはチェーンソーを使おう。

これで、今晩使う焚き付け用の柴が確保できた。

次は、「根っこの処理」だ。ちょっとわかりにくい写真だが、小屋を作るときに抜根した根っこが小屋の東側に置いているのだが、これがすこぶる見栄えが悪い。

ところが一人で動かそうと思ってびくともしなかったのだが、先日の「煙突掃除」に来ていただいた友人たちと4人がかりなら、何とか動かすことができた。

これが重いのは、もちろん根っこが大きいこともあるが、土がびっしりついているのが主な原因だ。

それを、スコップの先を使って少しずつ土を落とす作業を続けている。

何か発掘作業のようでもあり、蟹の実をほじくっているようでもある。

今日は、土をだいぶ落としたので、一人でも何とか動かすことができるようになった。突き出していた細い根は鋸でカットした。

これを何等分かして、炉の近くにまで運んで燃やして処理したいと思っている。

まだまだ作業は続きそうだ。