フルートおじさんの八ヶ岳日記

美しい雑木林の四季、人々との交流、いびつなフルートの音

イカリソウの不思議な姿~ジャガイモの植え付け

2020-05-09 | アダージョの森

森の中に不思議な姿のイカリソウが咲きだした。

イカリソウ (錨草、碇草)

学名:Epimedium grandiflorum var. thunbergianum 
その他の名前:淫羊霍(いんようかく)、三枝九葉草(さんしくようそう)
メギ科  イカリソウ属

真ん中の花弁から4本の距が出ている形が、船の錨に似ていることから、こう名付けられたという。

色の濃い品種

赤い品種

この白いのは、バイカイカリソウ

萼片と花弁はあるが、距がないので、イカリソウとは思えないが

今日は、曇り空で、時折冷たい風が吹いた。そんななか、ジャガイモの植え付けを行う。

蒔いたのは、キタアカリという品種、5キログラム+昨年の残り
このジャガイモの特徴は、男爵系なので粉質でホクホクとした食感だ。サラダや蒸しいも、粉ふきいもなどに向いている。

反面、煮崩れしやすい性質なので煮物には向いていない。

畑作業を終え庭に戻ると

ヤブレガサ(破れ傘)芽を出していた。この形が、破れた傘に似ていることから名づけられたという愛嬌のある山野草だ。

学名:Syneilesis palmata 
その他の名前:カラカサグサ
キク科  ヤブレガサ属

これは?
もちろんヤブレガサではなく、形が似ている、ウリハダカエデの幼苗?


花も実も美しいクラブアップル~ターシャチューダを思う

2020-05-08 | アダージョの森

春に美しい花を咲かせるクラブアップル。
直訳すると、「苦いリンゴ」ということで、食べることはできないが、花と実が美しい。

ターシャチューダによって広くわが国で紹介されるようになった果樹
90歳を過ぎてもなお、クラブアップルの苗を植えていたというターシャチューダのことを考える。

これは、ヴァンエセルティンという品種、紅い蕾が膨らんできて、ピンク~白の大きな花を咲かせる美しい木だ。

横から新しい幹が立ち上がってきているが、どうしようかな。
2本の幹に勢力を取られると成長が遅くなるが、どちらか元気な方を育てていくことにしよう。

これは、スノードリフトという品種。
文字通り、白い可愛い花が咲く

これも、クラブアップルとして紹介されてるが、
コリンゴ・アルプスの乙女、これは、クラブアップルとは違って、小さいながら、食べることができるリンゴだ。

これは、小屋のそばに生えている、ズミ。八ヶ岳の地元の花樹で、小さな赤い蕾が膨らんできた。
これから、白い花が咲き、秋には小さな赤い実をつける素晴らしい雑木だ

今日もランチは、南ガーデンのアオハダの下で食べる。
庭では、よく見えないが、ポツポツ小さな芽が上がってきている。

午後は、樹木の伐採だ。

5月に伐採?ということなんだが、このアオハダが、その西側に移植したクラブアップル・プロフュージョンの日当たりを遮断しているので、
やむを得ず伐採することにした。

その後、家の右側に生えているウリカエデ、これも朝日が庭にあたるのを妨げているので、ついでに伐採しよう。

電線に触るといけないのでウィンチを使って、倒れてほしい方向へソフトランディングさせた。


新緑に輝く八ヶ岳・雑木林

2020-05-07 | アダージョの森

庭の木々が一斉に芽を吹き、新緑が美しくなってきた。

最初に緑の葉で覆われるのは白樺だ。白い幹に緑の葉、まさに高原を象徴する樹木だ。
ちなみに、シラカバは、標高が低いところには生えにく。カミキリムシに弱いからだろうか・・

銀色の新葉を展開しているコナラの幹で動いているものがある。

庭仕事の手を止めて写真に収めと、アオゲラだろうか。ピョンピョンと幹をリズミカルに登っていく。

 

少し距離があるので写真が悪いが、アオゲラだろうか。

ピョンピョンと幹を登っていく

 ランチはサンドイッチ、南側ガーデンのアオハダの下で食べよう。

心地よい5月の風が吹き抜ける

足元ではエロディウム・スィートハートが咲きだした。

いつの間にか、ブルーベリーの花も咲いている。
可愛いつぼ型の花だ

今日も、八ヶ岳の雑木林に、穏やかな夕暮れがやってきた。


南アルプスとヤマザクラ、ミツバツツジ

2020-05-07 | アダージョの森

今日も穏やかな春の日を迎えた

雪を頂く南アルプスの峰々を望みながら、ヤマザクラが美しく咲いている

ミツバツツジとヤマザクラ

小屋の法面花壇も少し賑やかになってきた ツルハナシノブ、フロックス・ディバリカータ、ユーフォルビア・キパリッシヤスなど

まだ少し寂しいので、はてどうするかな

目の覚めるように美しい、ミズキの新葉

今日は、東側に伐採したままになっていた伐採木を積み直したり、枝を整理したりする。


満開のヤマザクラ~畑の畝作り

2020-05-05 | アダージョの森

5月に入って気温がぐっと暖かくなり、雑木林のヤマザクラが満開になった

 

拡大

 

庭の南面には、5本のヤマザクラが咲き誇る

先日地元のAさんに耕運機をかけていただいいるので、

今日は、畝立を行う。いよいよ2020年の畑仕事が始まる。

去年は東西に畝を立てたので、今年は南北に畝を作る。

畝に鶏糞を撒きそれを混ぜ合わせて、しばらく土地になじませよう

ジャガイモキタアカリ5kgを買っているが、トマト、ピーマン、シシトウ、ズッキーニなどの夏野菜の苗を買ってきて植えることにしよう

夕方の庭の風景、チューリップもそろそろ終わりが近づいてきた

ヤマザクラに夕日が射してきて

今日も静かに里山の夕暮れを迎えた。