本日もコメント欄を閉じております。
8-15時まで仕事の後、ECCジュニアBSコースの研修等あり、梯子して回る為...。
昨夜、オールスターを見ながら、とみのん先生を探しました。観客席、結構、埋まっています。結局、分からなかったものの、(3-0まで、いいぞ~パリーグ!)追いつかれて最後は逆転。1点差で負け。 お祭りだから、楽しまなくちゃね。
追いつかれた辺りから、一冊の本を開きました。テレビの前に座ったままで、読み始めたのは、塩野七生さんが30代、イタリアで暮らし始めた頃に書かれた本です。
『イタリアからの手紙』
初版は1971年。私は2歳! みずみずしい文章に感動!
カイロから来た日本人エンジニアとの出会いから始まり、留学先から日本に向けて書かれた手紙を読んでいるかのような気持ちになりました。
「カメラを持っていないことに好感をもった。自分の目で見て体感するタイプだと...」
本を見ながら書いていないため、引用ではないのですが、そのような第一印象を持ったそうです。
私は何でもカメラに収めようとしてしまうタイプ。ちょっと反省です💦
異国の地で見ず知らずの人と偶然出会い、会話を交わし、連絡先も名前も敢えて聞かずに別れる... 自分自身の体験を重ねながら読み進めてしまいました。
観光では気が付くことができない発見や出会い。どのようにイタリアに魅了されていったのか、現地で”本物”と向き合う、体感する大切さ... これが塩野七生さんの原点か...と。
様々な出会いや、創作(小エッセイ)、どれも面白いのですが、1つだけ怖いな...と思ったのは、『骸骨寺』観光スポットではないそうです。
修道士たちによって、同じく仲間である修道士の骨のみを使って作られた寺...Σ(゚д゚lll)ガーン
骨のシャンデリア!? 仰天して、最後まで見れるかどうか… どんな心境で骨を部位ごとに分け、組み立てていったのか...。寒くなりました。真夏に。 キリスト教会というものを知る上でも、訪れることをお勧めすると、塩野さんは言うのですが...
下記は、塩野七生さんを知る前に読んだ本の感想です。思えば最初の”イタリア”でした...。2012年。丁度、10年前の記事です。当時の方が、今より遥かに まともな文章だったなぁ
『君へ…』 イタリアから届いた招待状