星空のディスタンス(抗コロナ編)守ろうよ!ソーシャル ディスタンス🎵
コロナ禍で、ソーシャル・ディスタンスという言葉がすっかり定着しましたよね。
10日土曜日夜放送されたNHK明石家紅白に出演したアルフィー。私が中学生の頃にヒットした曲、『星空のディスタンス』の歌詞を替えて、歌っていたんです。
「星空の下のディスタンス(抗コロナ編)守ろうよ!ソーシャル ディスタンス🎵...」
何十年ぶり!?に聴いた曲でしたが、懐かしくて新しい! 楽譜もないので あやふやな箇所もあり、なんちゃって演奏してしまいました...
こちらは、『星の王子さま』の作者、サン テグジュペリの小説、『夜間飛行』
180ページくらいの長さですので、昨夜約100ページ、職場の昼休みに残り80ページを読み終えました。本日、㈪は休館ですが、返却ボックスの中へ~ バタバタと慌てて読んで返却した自分のように~
わずか半日という時間が物語のすべて。 この小説が発表されたのは、1931年。作者が31歳の時です。実際に飛行機乗りだったテグジュペリ。当時は、飛行機乗りが作家になった!と言われたそうですが、巻末には有名らしいフランス作家の「推薦文」があり、彼に絶賛されてのデビューだったとか。
当時、飛行機はまだ新しい乗り物で、それゆえ速さでは他に勝てても、昼間しか飛べなかった時代を経て、危険を伴うものの、汽車や船に負けてはいられない!と 国際郵便を飛行機で夜間に運ぶことが始まったらしいのです。そんな時代の飛行機乗り達と、地上で指示を送る社長の物語。作者自身、この作品を発表してから13年後の44歳の時、機上したまま、帰らぬ人となってしまったそうです。
舞台はヨーロッパと南米を結ぶ空。学生時代からエアメールにお世話になった私。国際便、Air Mailはこうした犠牲もあって、今日まで繋がってきたのか... 離陸から墜落事故が起こるまでの数時間...刻一刻と変わってゆく状況。
嵐に襲われ、操縦不能、交信不能、燃料は残り30分...。
緊迫した状況とスピード感あふれる描写に、呼吸をすることも忘れそうでした。
「光が見える... 星空の頭上に... 星空のディスタンス... あそこへ上がっていけば、それは死を意味する。しかし誘惑に負けて上がっていく… 吸い込まれるように... 」
彼らは(二人乗り)嵐を抜け、雲の上。 そこは天国のような静けさ…
しかし、燃料が切れれば、真っ逆さまに嵐の中へ... 地上で夫の帰りを待つ妻。 地上で何もできず、ただ待つだけのスタッフたち。
「1時10分。燃料切れです。もう、飛んではいない筈...」
それでも次の国際郵便飛行に 「離陸を」と指示をする社長。 犠牲者が出たからといって、止める訳にはいかない... 頭で理解できても、感情がついていけないまま、小説は終わってしまいました。
ワクチン接種で犠牲者が出たからといって、ワクチン接種の流れを止める訳にはいかない、と言われているようで… 偶然の曲と著書を結び付け、考えてしまう私です...
星空の下のディスタンス (とりあえずは)守ろうよ! ソーシャル ディスタンス ですね。
追記:ホークス、楽天イーグルスに勝ちました\(^o^)/ ぐふふふっ!
追記、その2 土曜日放送された「明石家紅白」には、斉藤由貴も出演し、アイドル時代のヒット曲、「卒業」を歌ったのです。
「あぁ卒業式で泣かないと 冷たい人と言われそう~♪」
阪神ファンの、そこのあなた! 見てね↓↓
ああサヨナラ勝ちで泣かないと
— くまがい ʕ•̀ω•́ʔ✧ (@mari_kuma53) July 12, 2021
冷たい人と言われそう pic.twitter.com/bDHSFW9qNN
https://twitter.com/mari_kuma53/status/1414571436593750030?s=20