古稀からの手習い 水彩ブログ

人生の第4コーナー、水彩画で楽しみたいと思います

教室にて  パンの練習

2010-04-12 07:53:11 | 静物(全体)
さる4月1日から、川崎市の、麻生老人福祉センターの絵画教室に通い始めました。
講師は小玉精子先生。約40人ほど。月3~4回、計12回のコースです。

水彩画の教室へは、約3年前に通いました(別の教室、3か月間ほど)が、
それ以来のことになります。

初回はパン。
先生が準備して下さったものを、いくつかの組に分けての写生でした。
パンの形状とか色合とか質感とか結構難しいものです。
添えられたカップのグレーも、多くの色を混色しなければ出てこない色。
あっという間の2時間。

描き終わったあと、先生に、前から悩み、今まで幾度となく失敗してきた、
バックの処理の仕方について、何か原則のようなものがあるのか、お聞きしてみました。
結局そういうものはない、ということでしたが、
先生からは逆に、バックを楽しむということだってありますよ、とのお言葉。

そうか、バックの処理に悩むのではなく、積極的に楽しむ・・・。
全く気がつかなかった新しい視点。
いろんなことに共通する大事なテーマだなと、改めて感じ入った次第でした。

さて、この絵は、教室で描いたものに、近くのスーパーで買った新しいパンを加えて、
自宅で、食事前に、加筆したものです。

どうも、こういう食べ物を描くときは、お腹を空かして描くのはよくないようです。
たとえばパンなら、その匂いに負けて、早く仕上げようとする本能が強く作用します。
結局この絵もバックは省略。楽しむよう、指導を受けたばかりというのに。
情けなや!情けなや!

追記
2月25日付拙ブログ「マゼンタ色の夕暮」で、柴崎春通先生のことに触れさせていただいておりました。
昨日、その柴崎先生から直接、この拙ブログに励ましのコメントが入っておりました。
感激の極みでした。


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5 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
小玉先生ありがとうございます (古稀爺)
2010-04-17 13:07:51
コメント恐縮に存じます。
理解できていなことが多いこととはおもいますが、先生のちょっとしたお一言が、本当に参考になり、励みになります。
今後ともよろしくご指導ください。
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なるほど! (小玉精子)
2010-04-17 12:03:08
講座の御感想、有難うございます。
初心者の方ではないな。と思いましたが納得です。
おいしそうなパンになりましたね。
モチーフはセンターの方が用意してくださってます。限られた予算の中でのことで、沢山用意出来ないので、ベテランの方には、物足りないかもしれませんね。
お帰りになってから、加筆されたのはgoodでしたね。ボリュームが出て、とてもいいと思います。描きたい思いを大事にされる姿勢に拍手です。
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moriさま いつもありがとうございます (古稀爺)
2010-04-12 19:40:03
サインの漢字とアルファベット。特別な意味はありません。以前は漢字ばかりでしたが、近ごろはアルファベットも多くなりました。ただ、絵によって、漢字がよさそうだと思った時は、漢字にしています。いい加減といえばいい加減です。
今後もよろしくお願いします。
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こげ茶色 (mori)
2010-04-12 19:04:00
美味しそうですね。バックですか?これ結構テーマとしてとらえてみても面白そうですよね。ところで以前から疑問に思っていたことがあります。バックではなくてサイン。漢字とアルファベットは何か意味があるのですか?
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Unknown (キンジ)
2010-04-12 15:31:38
旨い、旨い。 本当に旨そうなパンに描かれて
おりますよ。 バックなくて白が清潔ですよ。
静物画にチョット動きの物は・・・。

意外と今年の「桜の候」終わってしまいましたね。

しかし 楽しそうですね。 盆栽いじりよりも。オコラレルカナ。
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