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降雨無しの予報を聞いて榛名へ。天目山南コースの
リベンジだ。126号を行くと、「駒寄」辺りは未だ梅が満開、桜は
三分咲き。唐沢川を渡る橋の手前に駐車して林道入り口に急ぐ。
(10.11)
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綺麗な林道を歩いて「湯ノ沢峠」に到着(10.32)、持参のフェル
トペンで古ぼけた標識を若干修復して見易い場所に置く。
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直ぐに天目山に向う山道に入る。大字堺なのだろうか?赤い細身のプラス
ティック杭が数10㍍おきに埋めこまれている。忽ち急登になり前途多難。
間も無く直登が終わってジグザグ道になるが、どうした訳か?東に廻り
始める。道は細いがハッキリしているので一寸意外な展開にも気にしな
かった。この赤杭付きの道は何処までも東回りで幾つもの尾根を跨ぐ。
これは直登と違う道と悟ったが、そのまま。
やがて大きな沢に遭遇し、三十㌢巾の怖いような沢のガレ場を横移動。
最後は足の震えるような沢中の小尾根の急登に緊張の連続。漸く東南・
北西尾根に到着する。(11.24)
赤杭はそのまま、東方向に下りていく。こちらは逆に北西に延びる熊笹
尾根に取り付く。
この尾根は全く変わり映えの無い広い急尾根、先が見えないくらい
長いのには辟易。漸く、東からの大尾根が近付く。これは関東ふれあい
の道の筈である。直登に耐えられなくなって斜め右に上ってふれあい
の道到着。(11.45)丁度、天目からの木段の下。
ここからの展望は中々のもので静まり返った榛名湖と周辺の山々が
楽しめる。
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2段階に分かれる木段を登り切ると、東から天目の頂上。相変わらずの
ベンチ付きの落ちついた雰囲気。夏場には多いハイカーは全く見当らな
いが、一頃よりは賑やかになった野鳥の鳴き声に心が和む。
(11.56-12.05)
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頂上広場の隅に小さな頂上標識が遠慮勝ちに附けられているのを写真を
撮ったり少し休憩。
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今来た道のガレ場を下る自信はないし、天目直登道を探さなくてはなら
ないので、南に聳える1274m峰目指して、頂上から雑木林の中を
南に下る。何となく踏み跡がある感じはするが、落ち葉の堆積が多くて
良く分からない。広い斜面を適当に下り始めると白ビニール紐や色褪せた
赤テープがあるので何となく心強い。兎に角、正面の山を見ながら進むと、
見覚えのある赤杭道に飛び出す。丁度ジグザグが始まったところ。
午前中に下ばかり見ないで周囲を見ていたら垂れ尾根に気付いた筈で
残念。(12.25)ここからの一本登りは「音羽山」終盤に酷似。
分岐に案内テープを付けて一気に峠に戻る。
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(12.31-12.43)
峠で風を避けて昼食を採りながら1274峰を眺めると頂上まで雑木が
びっしりで展望も望めそうではない感じなので、「九折岩」へ行くこと
にした。峠道を西に向って下り始めるが、ハッキリした道とは言い難く、
荒地を歩いている様。
間も無く大きな空沢にぶつかるのでそれに沿って行くが下り一方の上、
気がついたら沢歩きになっていた。落ち葉は深いところは膝まである
くらいで歩き難い事、甚だしい。
落ち葉下の岩が分からず躓いて足首を痛めた。おまけに脹脛もつり気味、
沢筋の道も見当らない。帰りの登り返しが不安で途中で断念。引き返し
の途中の崖の上で石仏発見、「宝歴五」の文字と「薬師ooo如来」だけ
読み取れた。宝歴なら1750年代のものである。
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足を気遣いながら峠に戻ると(13.42)、倒木の下に埋もれていた
古標識を発見、修復して写真。ボルトが付いているのでかってはきっちり
表示されていたものだろう。
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少し休んで駐車場。(14.10)時間はあるが峠道探索は後日として帰宅。
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リベンジだ。126号を行くと、「駒寄」辺りは未だ梅が満開、桜は
三分咲き。唐沢川を渡る橋の手前に駐車して林道入り口に急ぐ。
(10.11)
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綺麗な林道を歩いて「湯ノ沢峠」に到着(10.32)、持参のフェル
トペンで古ぼけた標識を若干修復して見易い場所に置く。
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直ぐに天目山に向う山道に入る。大字堺なのだろうか?赤い細身のプラス
ティック杭が数10㍍おきに埋めこまれている。忽ち急登になり前途多難。
間も無く直登が終わってジグザグ道になるが、どうした訳か?東に廻り
始める。道は細いがハッキリしているので一寸意外な展開にも気にしな
かった。この赤杭付きの道は何処までも東回りで幾つもの尾根を跨ぐ。
これは直登と違う道と悟ったが、そのまま。
やがて大きな沢に遭遇し、三十㌢巾の怖いような沢のガレ場を横移動。
最後は足の震えるような沢中の小尾根の急登に緊張の連続。漸く東南・
北西尾根に到着する。(11.24)
赤杭はそのまま、東方向に下りていく。こちらは逆に北西に延びる熊笹
尾根に取り付く。
この尾根は全く変わり映えの無い広い急尾根、先が見えないくらい
長いのには辟易。漸く、東からの大尾根が近付く。これは関東ふれあい
の道の筈である。直登に耐えられなくなって斜め右に上ってふれあい
の道到着。(11.45)丁度、天目からの木段の下。
ここからの展望は中々のもので静まり返った榛名湖と周辺の山々が
楽しめる。
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2段階に分かれる木段を登り切ると、東から天目の頂上。相変わらずの
ベンチ付きの落ちついた雰囲気。夏場には多いハイカーは全く見当らな
いが、一頃よりは賑やかになった野鳥の鳴き声に心が和む。
(11.56-12.05)
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頂上広場の隅に小さな頂上標識が遠慮勝ちに附けられているのを写真を
撮ったり少し休憩。
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今来た道のガレ場を下る自信はないし、天目直登道を探さなくてはなら
ないので、南に聳える1274m峰目指して、頂上から雑木林の中を
南に下る。何となく踏み跡がある感じはするが、落ち葉の堆積が多くて
良く分からない。広い斜面を適当に下り始めると白ビニール紐や色褪せた
赤テープがあるので何となく心強い。兎に角、正面の山を見ながら進むと、
見覚えのある赤杭道に飛び出す。丁度ジグザグが始まったところ。
午前中に下ばかり見ないで周囲を見ていたら垂れ尾根に気付いた筈で
残念。(12.25)ここからの一本登りは「音羽山」終盤に酷似。
分岐に案内テープを付けて一気に峠に戻る。
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(12.31-12.43)
峠で風を避けて昼食を採りながら1274峰を眺めると頂上まで雑木が
びっしりで展望も望めそうではない感じなので、「九折岩」へ行くこと
にした。峠道を西に向って下り始めるが、ハッキリした道とは言い難く、
荒地を歩いている様。
間も無く大きな空沢にぶつかるのでそれに沿って行くが下り一方の上、
気がついたら沢歩きになっていた。落ち葉は深いところは膝まである
くらいで歩き難い事、甚だしい。
落ち葉下の岩が分からず躓いて足首を痛めた。おまけに脹脛もつり気味、
沢筋の道も見当らない。帰りの登り返しが不安で途中で断念。引き返し
の途中の崖の上で石仏発見、「宝歴五」の文字と「薬師ooo如来」だけ
読み取れた。宝歴なら1750年代のものである。
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足を気遣いながら峠に戻ると(13.42)、倒木の下に埋もれていた
古標識を発見、修復して写真。ボルトが付いているのでかってはきっちり
表示されていたものだろう。
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少し休んで駐車場。(14.10)時間はあるが峠道探索は後日として帰宅。
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が実際はあの天目山の標識がある分岐でだまされ真東の谷筋を登ったが直に尾根にぶつかるのでこれは地蔵岳の支尾根と判断し戻って暫く回りを観察するがチョッと自信がないので最初に天神峠に向かうことにしました。
天気も青空、南側で風もなく天神峠までは快適な山歩きです。途中猪らしき足跡がずっと氷室山までついていました。
天神峠は峠というニュアンスから外れて雪野原でサッカーでも出来るような広場があり湖のおりくちに右伊香保左信州大戸だったかと思います。の道しるべがありました。そこには雪の積もったベンチと剥がれ落ちた関東ふれあいの道看板がありました。ここから少し冷たい風を受け氷室山に登っていくと雪も深くなりラッセル状態になりました。さらに木段がありハル犬にとってはかなりダメージのある登りとなりました。氷室山頂では写真を撮ってすぐ天目山に向かいます。歩いてても寒いです。
天目山は24年ぶりの再訪です。かつて天狗山~旗矢岳~地蔵岳~天目山と縦走したことがあり、それ以来です。一服して早々湯ノ沢峠に下山です。こんなに急降下だったのかなと思いました。当時は湯ノ沢峠まで来たときほぼ今回の山行は成功したと思っていま降りている山腹を登ったのですが、そんなに急登だとは思ってなかった。
峠付近手前で爺イさんの天目山ルートが書かれてあるテープを発見。○爺マークがありました。ありがと。と心で呟いて湯ノ沢峠に降りたのですが過去の記憶が曖昧というか神社方面のルートがはっきりしてない為少し地蔵岳方面に登ってみましたが、戻って沢を降りていきました。雪が積もっていて踏み跡なんぞわかりません。ただ悪所が無い事を祈り沢をおりていきました。途中岩に赤ペンキの○がありいいんだろう?沢を何度も渡って堰堤がある辺りが一番の難所だったでしょうか。なんとか天目山の標識のある場所に戻ってやれやれです。
あの標識はたぶんお役人のお仕事と思われます。誠意の無い遭難援助標識になりかねません。
榛名神社にお参りして無事下山した事を報告して帰途につきました。
例の九折岩近くの道標には困ったものです。あれだけはっきり
沢越えに東を指していれば、一旦はどうしても落ち葉堆積の谷間に入りこんでしまいます。爺イも昨年春にあれに引っ掛かった苦い思い出があります。
峠からの道はハッキリしていませんが、確信が揺らいだ頃に発見するあの岩に赤丸にはホットします。
又、面白い山行記を聞かせて下さい。
今日は雪を避けて甘楽の里山で峠道や稜線を歩いていました。明日にもアップします。