
気温は低いが無風なのを確認して早お昼を済ませて大判地に急ぐ。今日は大判地から強引に西への斜面を登って、甘楽・吉井境界稜線上にある天引森林公園最高峰の532.7峰の北側尾根に辿りついてから、朝日岳南峰を目指そうとした。しかし、途中で方位計を紛失したり、錯覚を引き起こして結果的には昨年の六月と同様に天引側に下山してしまい、駐車場所に辿りついた時には真っ暗闇というお笑い種。
大判寺橋から工事中の林道に入って100m程で右への林間の作業道に入る。

枯れた雑草の茎が煩いが、道は幾つかの道を併せながらジグザグに進み、山襞を上手く摺り抜けながら高度を上げ延々と続く。やがて右からの尾根が見えると踏み跡は消え、全面に壁のような稜線を仰ぐ。これが最初の目標だが、正面はとても取りつけないので、ずり落ちない様にソロリソロリと右に回りこんで左に見えるピークの北側の低いところを狙って急登を這い登ると漸く稜線。ここまで1時間経過。
傍にあった甘楽町名の境界杭を見て愕然として思わず座りこむ。頭がおかしくなりそうだ。
その杭に刻まれた番号は「577」、これは1/15に532.7m峰から南へ摩利支天に向うとき最初に記録した杭ではないか?

ここは北側の筈なのに?周りを見たら爺イの付けた赤テープまである。つまり、公園最高峰は地形図から532.7m峰と思っていたが実際はここから400m北の540.8峰だったのだ。いままでとんだ勘違い。おまけに方位計まで落としてしまったらしく、ケチのつきっぱなし。
気を取りなおして勝手知ったる尾根道を北進して展望台へ。暫く景観を楽しんだ後、いよいよ未知の朝日岳への南西からの縦走に出発。

いきなり三つのコブを急降するが、境界杭がしっかり続いているので心配はなし。ヤセ尾根を通過したり平坦な尾根道を辿ったりして20分程で見晴らしのよい場所に来る。右前方下には東谷ダムも見えるので稜線が間違いない事を確認。ここからやや藪が濃くなり一瞬杭を見失ったところで立派な林道に出た。

交差地点には空き缶で目印があったのでテープも付けた。但しこの林道は、湾曲してどちらも甘楽行きに見えたし境界杭もなかったので、再び少し戻ると境界線は林道右上の土手にあった。
方位計はなし、曇りで太陽の位置も判らずで迷ったが兎に角、北らしき方面の尾根に乗る。
既に14時を過ぎ帰着の事を考えると少々焦り気味。
更に30分で尾根が分岐するところに12㌢角の大きな花崗岩の柱石、右へ進んで大きな崖の下に来ると、雑木にハッキリした赤テープがつながっており、何とか突破。

しかし、どう考えてもテープの付け方が爺イのものらしい。暫く考えてやっと思い出した。去年の六月に東谷から初めて朝日を目指し墓地横の登山口に気づかずに林道を行き止まりまで行ってから山中に迷いこみ、甘楽・天引川に出て酷い目にあったときのものであつた。
何処かで再び間違えたらしいが既に15時30分、ジタバタしても危険なので朝日岳はあっさり諦めてそのまま足の向くままに、道なき雑木林をくだり、発見した空沢を下ったら
案の定、森林公園園地へ行くときに通る「鳥屋林道」の天引川の橋に出た。16時10分。


近くの石仏の写真を撮ってから、日暮れが近いので下り道をジョギングで204号線分岐まで走り続け、田口から神戸への林道を必死で登り、吉井・甘楽境から神戸まで下りを再び駆け足。ここで16時55分。後は登り一辺倒で大判地を目指すが、住吉神社で17時のチャイムを聞く。「カラスの子」のメロディーとは微笑ましい。車が来たら便乗を頼もうか?
と思ったが生憎人気なし、車の気配なし。大判地まで71号線がこんなに長いとは。
ダムの辺りで真っ暗闇になったが、幸いにも人家が点在しているせいか所々に街燈があって救われる。途中で大分犬に吼えられたが、登りを猛烈なスピードで歩き続け、遂に駐車場所に到着は17時35分。折角だから空になったボトルに名水を汲んで相撲中継を聞きながら帰途につく。時間の余裕をとって再度挑戦するつもり。不可解な林道の行き先も含めて。休みなし駈足込みの5H20Mのクタビレもうけ。
大判寺橋から工事中の林道に入って100m程で右への林間の作業道に入る。

枯れた雑草の茎が煩いが、道は幾つかの道を併せながらジグザグに進み、山襞を上手く摺り抜けながら高度を上げ延々と続く。やがて右からの尾根が見えると踏み跡は消え、全面に壁のような稜線を仰ぐ。これが最初の目標だが、正面はとても取りつけないので、ずり落ちない様にソロリソロリと右に回りこんで左に見えるピークの北側の低いところを狙って急登を這い登ると漸く稜線。ここまで1時間経過。
傍にあった甘楽町名の境界杭を見て愕然として思わず座りこむ。頭がおかしくなりそうだ。
その杭に刻まれた番号は「577」、これは1/15に532.7m峰から南へ摩利支天に向うとき最初に記録した杭ではないか?

ここは北側の筈なのに?周りを見たら爺イの付けた赤テープまである。つまり、公園最高峰は地形図から532.7m峰と思っていたが実際はここから400m北の540.8峰だったのだ。いままでとんだ勘違い。おまけに方位計まで落としてしまったらしく、ケチのつきっぱなし。
気を取りなおして勝手知ったる尾根道を北進して展望台へ。暫く景観を楽しんだ後、いよいよ未知の朝日岳への南西からの縦走に出発。

いきなり三つのコブを急降するが、境界杭がしっかり続いているので心配はなし。ヤセ尾根を通過したり平坦な尾根道を辿ったりして20分程で見晴らしのよい場所に来る。右前方下には東谷ダムも見えるので稜線が間違いない事を確認。ここからやや藪が濃くなり一瞬杭を見失ったところで立派な林道に出た。

交差地点には空き缶で目印があったのでテープも付けた。但しこの林道は、湾曲してどちらも甘楽行きに見えたし境界杭もなかったので、再び少し戻ると境界線は林道右上の土手にあった。
方位計はなし、曇りで太陽の位置も判らずで迷ったが兎に角、北らしき方面の尾根に乗る。
既に14時を過ぎ帰着の事を考えると少々焦り気味。
更に30分で尾根が分岐するところに12㌢角の大きな花崗岩の柱石、右へ進んで大きな崖の下に来ると、雑木にハッキリした赤テープがつながっており、何とか突破。

しかし、どう考えてもテープの付け方が爺イのものらしい。暫く考えてやっと思い出した。去年の六月に東谷から初めて朝日を目指し墓地横の登山口に気づかずに林道を行き止まりまで行ってから山中に迷いこみ、甘楽・天引川に出て酷い目にあったときのものであつた。
何処かで再び間違えたらしいが既に15時30分、ジタバタしても危険なので朝日岳はあっさり諦めてそのまま足の向くままに、道なき雑木林をくだり、発見した空沢を下ったら
案の定、森林公園園地へ行くときに通る「鳥屋林道」の天引川の橋に出た。16時10分。


近くの石仏の写真を撮ってから、日暮れが近いので下り道をジョギングで204号線分岐まで走り続け、田口から神戸への林道を必死で登り、吉井・甘楽境から神戸まで下りを再び駆け足。ここで16時55分。後は登り一辺倒で大判地を目指すが、住吉神社で17時のチャイムを聞く。「カラスの子」のメロディーとは微笑ましい。車が来たら便乗を頼もうか?
と思ったが生憎人気なし、車の気配なし。大判地まで71号線がこんなに長いとは。
ダムの辺りで真っ暗闇になったが、幸いにも人家が点在しているせいか所々に街燈があって救われる。途中で大分犬に吼えられたが、登りを猛烈なスピードで歩き続け、遂に駐車場所に到着は17時35分。折角だから空になったボトルに名水を汲んで相撲中継を聞きながら帰途につく。時間の余裕をとって再度挑戦するつもり。不可解な林道の行き先も含めて。休みなし駈足込みの5H20Mのクタビレもうけ。
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