クタビレ爺イの山日記

諸先達の記録などを後追いして高崎近辺の低山中心に歩いています。

初ハイクは榛名・柏木山 H-30- 4- 2

2018-04-03 18:23:37 | 榛名山麓
四月に入っていよいよ冬籠もり爺イも遅い啓蟄を迎え
ハイキング再開。とは云うものの去年の十二月半ばに種山に行ってから
ずっとハイクは冬休みだったので足慣らし程度の榛名・柏木山(仮称)。
榛東村から林道を使って水沢山西登山口の駐車場、先客は一台のみ。

少し戻ってこの道標から森林公園に入る。木々の芽吹きには早いのか
周辺は冬模様で花などの気配は全くない。(10.55)



直ぐにオンマ谷、二つ岳方面に左折するが



歩き慣れた遊歩道も味気ないので今まで通ったことのない「むし湯跡」への
道に入る。途中から本道に合流するから大した回り道でもない。



出だしは何処にでもある平凡な道で変化には乏しい。



やがて水路化したような悪路にはなるが



再び、大人しい榛名特有の笹原を進む。



分岐でむし湯跡方面が大きな下降となっていたので帰路によることにして
本道に戻る。



丁度、大きな案内看板のある展望台の所で合流。かってここで一息いれて
居たら後から追いついてきた小学生の団体から「お爺ちゃん頑張って!」と
声が飛んで「爺イ」を自覚させられたことがある。



展望台から見えた春霞の相馬山、流石に榛名の王者の貫禄。



近くに見える二つ岳の雌岳。雄岳は角度の関係で隠れて見えない。



ひっそりと休憩小屋、人影は無し。



少し先に四等三角点・つつじが峰 国土院地形図には1143.0mと
載っているが現在は「標高改算中」で成果公表停止中。



こんな遊歩道を暫く進む。ここで下って来た半そで姿の勇ましい
オジサンとすれ違い。本日出会った唯一のハイカー。



漸く、分岐着。危険通行止めのロープを潜って中に入る。通行止めは
相馬山東ルートのことでこれから行く柏木山は途中で逆方向に
分かれるから規制の対象ではない。



(気温が上がったのでロープを潜ってすぐの平地で一枚脱いだが
この時外したメガネを置き忘れ。コンビニで買った安物の老眼鏡、
この時期の枯れ枝の跳ね返りから眼球を守るためのものだった)

メガネ無しに気づかずに相馬からの東進尾根を目指して南進。



右手に数日後に予定している孫岳が良く見え「待ってろよ!」と一声。



その右にさっきは見えなかったアンテナを背負った雄岳。



そんなことをしているうちに左に文字消えの道標。十年以上前の
記録をみると「いかほ・つつじが丘」と読み取れる。この道は黒岩下の
鷹巣林道から登って柏木山の西鞍部を経て北に向かって進み伊香保温泉に
至る峠道であった筈。



前方に最初の岩突起。直近で見上げると直登は無理で右目から。



下りも楽ではなく



降り切って振り返り。



第二の岩場は突起と云うより岩台地で登りは平易。この辺はカモシカに
会える可能性があるので出来るだけ静かに進むが新芽も出ていないから
時期が早過ぎか!



台地の上はこんな岩場の連続や



フラッとする癖のある爺イの嫌いな岩の痩せ尾根



漸く通過して振り返り



暫く笹原を進んでここが相馬との分岐点。右の細道へ進めば相馬東コースの
石仏手前で合流するし、今回の柏木山は笹原を直進。




次第に高度を上げ稜線直前で緩やかに左旋回しながら尾根に合わさる。



帰路の合流点確認は紛らわしいので倒木二本を横たえて目印。



ここから先は一本尾根だが途中には段差やコブが何か所もあって
結構疲れる。



最後の台地からの下降は大苦戦、振り返り写真の右の隙間は
足がかり無しの傾斜のきついザラで軽アイゼン無しの今日は
歯が立たず、左の岩場をソロソロ下り。



長い笹原の下りを終えるとマーク多数の登山口。直進の踏み跡は
北稜線に向かうので右目のピンクリボンを頼りに回り込み。



途中からこのマークを頼ればかっては藪山で四つん這いで灌木を潜ると
云われたこの山も小枝に煩わされることもなく難なく進める。



そしてあっさりと頂上。尤も鞍部からの比高は等高線三本しかないんだから。(12.52)



頂上標識は残骸のみ。ここは遮るものなしの烈風の通り道だから
無理もない。



代わりに誰かがこんなマーク。粋な人も居るもんだ。



四等三角点・柏木 1215.22m 仮称山名の元。



宮標石



形の良い相馬山



二つ岳



十分に足を休めながらの軽食の後、帰路に着くが鞍部から延々と
続く笹原の登りにうんざり。(13.05)



相馬との稜線と別れてから地形図の東進する破線の探索を
やってみたが林道着が思いのほか駐車場から遠く登りの
歩行に全くバデバテで降参(14.27)
折から通りかかった野鳥写真家の
天田氏の車に便乗させていただき2km先の駐車場に帰着。
思い付きでの無謀はもう止めにしよう。

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