クタビレ爺イの山日記

諸先達の記録などを後追いして高崎近辺の低山中心に歩いています。

榛名・高根標識 その他 R- 2- 5-25

2020-05-26 06:27:13 | 榛名山麓
]先日、ヤマレコの記事を幾つか見ていたら2017年頃に
榛名湖周辺の低山を超特急のスビードで歩いた方の
記録にこんな写真を見つけた。拡大したら「高根」と
ある。


今まで爺イは高根展望台北の台地に国土院地形図で
「高根」の記載があるのは知っていたが臥牛山北の
P-1200台地と同じでこれは唯の地名とばかり思って
いた。が、考えてみればこんな山の中に字地名など
入れる筈はないし、文字の大きさが山名と同じ。
これは「山」として扱われているのかな?


今日は最近評判の榛東村のオープンバラガーデンを
観に行くことにしていたのだがその前にこの標識を
確認したくて榛名に向かった。

未だ、客足の戻らない伊香保の温泉街を抜けて
カーブ23の高根展望台に駐車。
突然、「クタビレ爺イさん?」と声が掛かった。声の主は
つい先日、森林公園つつじ展望台付近ですれ違ったばかりの
suro-nin サンだったのでその奇遇にビックリ。
暫く雑談して沼ノ原へ花の写真を撮りに行くという
suro-ninサンを見送ってから出発。

展望台付近はコンクリートの防災壁が高々と築かれて
いるので入り込み場所を探しながら県道を上る。
約200m進んで前方に森林公園分岐道標が見えても
山手はがっちりと石積みの壁が続く。


その先は落石防止らしい金網フェンスで固められていて
隙が無い。分岐を130m程過ぎたら突然そのフェンスが
切れた。


そして直ぐ先にぽっかりと空間が出来ていた。下から
見るとまるで作業道跡みたいだがこれは左右の小山に
挟まれた小さな窪だ。この位置では直ぐ上に等高線
二本が東西に走っているから余り気乗りはしないが
そのまま入り込む。


直ぐに一段目の登り。


クリヤして二段目に掛かる。


着いた所は尾根の様な所だがその北は鋭い切れ落ち。


未だ台地の西端なので右手の高みに向かう。何処に
標識があるか分からないので時々振り返って周囲を
観察しながら進む。


未だ頂点の1095mの位置は先方らしい。


と、南向きの標識の裏面が見えて発見。立派な標識だ。
裏に署名らしき記載があるが擦れていて読み取れない。


目的は達したがこれで下山では味気ないのでP-1200との
分岐まで登ってみることにした。一旦、1070m迄下るので
比高は100m程度。
まず笹原を緩やかに下るがはっきりした踏み跡がある。


直ぐに登りが始まるがこんな目印が幾つかある。白に
見えるが古いもので赤色の目印が色落ちした模様。


新緑の中を気分良く登れるが近くの県道を走るバイクの
轟音がやや興をそぐ。


時折はこんな深い山の雰囲気も。


気付いてみると踏み跡にはこんな境界杭の様なものが
多数設置されているのでこれを追っていく。


標識の位置から50分もかかって漸くP-1200との分岐到着。


北に向かう尾根は伯耆山に向かって急降している。


伯耆山方面は訪問者が多いのかはっきりした目印。


もう既に正午近く、爺イはここで打ち止めにして
昼食と休憩。


帰路は登り返しなしの下りだけなので楽。上から見ると
踏み跡は極めて鮮明、境界杭も簡単に視線に捉えられる。


県道のガードレール脇も通る。跨いで県道に出てしまうと
大きな蛇行道になるので山中を歩く方が得策。


両岸をしっかり石で固めた水路を跨ぐ。それが突起を
トンネルで通過させている。


偶には藪を突っ切る。


漸く尾根道らしくなると


往路で付けておいた県道への下り道の白テープ。


雑木林を南進して県道着。下りは30分位。


展望台までテクテク歩いて無事帰着。直ぐに榛東村
16箇所のローズオープンガーデンの内、ネットで
褒められていた岩崎邸にお邪魔して鑑賞。
榛東村ローズガーデン


我が家のガーデンは「庭先レストラン」、冬場から春にかけての
メジロ・ヒヨドリに替わって今はスズメ天国。
庭先レストラン


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