クタビレ爺イの山日記

諸先達の記録などを後追いして高崎近辺の低山中心に歩いています。

榛名覗岩訪問 R- 3- 3-18

2021-03-19 15:31:53 | 榛名山麓
漸く風も止み温暖の日が来たので榛名の覗岩まで
ハイキング。先日、里山二連敗の内、一つは大規模な
間伐、伐採の渦中に巻き込まれ危険を回避した撤退だが
もう一つは3kmの登り林道で相当疲労し途中で制限時間に
入らないと判断しての撤退だった。だが根には気力の
減退と脚力の弱体がある。
それを払拭するために少々きつい岩尾根が連続する
「覗岩」の東南コース。

r-126で榛名に向かい、カーブ10の先にあるこの看板前に
駐車。ここは「みどり世紀の森」の一番下の入口。



荒れ放題の遊歩道を進んでこの保安林の大看板を
通過して古い丸太段に取りつく。此処はきつい茎の
雑草がびっしりな上に急登のため間隔が狭く足を
横にして踏まないと進めない。



約150段を乗り切って北への小尾根に入る。



途中の「探鳥コース」分岐指示板が垂れ下がって
今にも落下しそう。



その左に目立つブルー紐の目印。新旧並んでいるが
この付け方は沼田のNG氏のものに似ているが
その新品リボンが旗矢ヶ岳の尾根迄間断なく
続いていたので大いに助かった。



本尾根迄、登る高みは三つ。一つ目。



同じ程度の二つ目。



最後は左に回りながら東西の本尾根に合流。



僅かな距離で大岩が目印の登山口。



やや傾斜のある西への幅広尾根には笹原の中に
数本の薄い踏み跡があるので何れでも良い。



200m程度で早くも一つ目の岩尾根出現。通過距離は
さして長くはないがストックは役立たずで両手で
岩角や立ち木を摑みながら時々四つん這い。



こんな厳しい所が随所にあり年寄りは
慎重にならざるを得ない。



最初の岩尾根をクリヤすると今度は露岩の
多い尾根道で結構傾斜もある。



幅広だが背骨の様な下地の固い所を撰んで
進む。



前方に旗矢ヶ岳尾根直下と思われる最後の急登。



一寸緊張する痩せた岩尾根、途中に捉まるものは
無いので素早く抜ける。



急登に掛かる。



そして目印の巨岩前。この岩の左に回れれば
良いアングルで撮れると思って色々とルートを
探したが切れ落ちが厳しくてロープ無しでは
駄目と判断。



巨岩を右から抜けてブルー紐に従えば何時もの
爺イの休憩スペース。



大休止で軽食。足場が良くないのでセルフ写真は
後回し。此処からでは枯れ枝などが邪魔で
覗岩はこんな程度にしか見えない



真東に音羽山。雄大な南への稜線が見事。



その南にちょこんとあるのは位置からすると
鐘撞山かな?



南西の巨大な山波は鐘原ヶ岳の一群らしい。



東北にケーブル下のラインが見える榛名富士。
するとその左手前は天目山? そして右は
三ッ峰かなーーと勝手に想像。



旗矢ヶ岳の山頂に向かう厳しい尾根道を
眺めてから覗岩見物開始。



さて、大岩の下にそろりと入り込んで小さなテラス。
左手でしっかり枝を摑んで体を保全して一眺め。
いつ見ても堂々としていて見飽きない。



昨年のトラロープ確認の事があるので念入りに
見る。左二本は凄みの極致だが何もない。


右端の尖塔にやや気になるもの二つ。



岩のはざまに金色に輝くものがあったが
帰帰宅後良く調べたら岩の隙間に生えた
草が枯れていて光線の具合で金色に輝いて
いただけ。



二つ目はこれ。最初は岩壁の凹みが影と
なっていると思ったが基部から影が
発しているので岩の出っ張らしいが
どう見ても人間の顔に見える不思議なもの。



帰宅時間に制約もあるので妄想はいい加減して
帰路に就く。急降の岩場は登りより危険。
登りなら岩角・立木が目の位置にあるが下りでは
そんなものは無いから尻をついて足を延ばす場面が
多くなる。



途中の岩頭のテラスで本日の爺イ。



岩尾根を無事に下って振りかえり。



暫く露岩尾根。



痩せた岩尾根で再び冷や汗。



最後の岩尾根を降りてホッと一息。



笹原をのんびり下るーーーと云うより下りで
腿の筋肉が張っていて早く歩けないのだ。



登山口の大岩に到着。



遊歩道で大休止して足を休める。



そして木枠段は脇の隙間を歩いて無事に
駐車場に到着。



往路1時間30分 復路50分(途中休憩10分除く)
今月末で目出度く八十八歳だが登る山を撰べば
未だハイクは可能らしい。何処まで出来るか
実験の積もりでやってみる。

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2 コメント

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おめでとう御座います。 (J-Blue)
2021-03-19 17:36:29
88歳誕生日おめでとう御座います。
何時もながらの活躍に敬服しています。
今回は相当体力も必要な様子で頑張っているな~と
圧倒されています。
これからもBlog記事楽しみにしています。
返信する
年寄りのハイク (爺イ)
2021-03-21 06:31:09
J-Blueさん
コメント有難うございます。
現在、家族が週に四回ほど某施設に
通っていますのでその間、約6時間の
フリータイムが持てその範囲内でやり繰りしています。結果的に
無理をしないので分に応じた行動かも知れませんがあと2年を区切りと
思っています。
返信する

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