クタビレ爺イの山日記

諸先達の記録などを後追いして高崎近辺の低山中心に歩いています。

第九回 箕郷・きつねの嫁入り行列  H-22-10-3

2010-10-03 20:08:27 | 伝説・史跡探訪
雲行きの怪しい空模様を気にしながら今年も箕郷のきつねの嫁入り行列見物。
去年もこんな天候だった気がする。確か、天候が悪くて山に行かれず行列見物に
変更したのだから。

この類似行事は各地に多数有ると思っていたが意外に少ないらしい。
北関東ではこの箕郷(2002年から)、南関東では東京北区の
王子稲荷ぐらいらしい。1990年からと云われて有名なのが新潟・阿賀町津川城。
「狐戻城」とも云われて五千人の町に五万人の観衆だそうだ。

今年は駐車場所を箕郷図書館に変更。街中にはこんな幟が多数設置されていて
雰囲気を盛り上げている。



行列の出発点は箕郷支所から北方向の第十二区集会所、あちこちの臨時駐車場から
高級カメラや重そうな三脚を担いだ見物客が続々と集まっているし、地元の方々は
路傍に椅子を持ち出して手馴れた見物の準備。

丁度出会ったマイミクさんと暫く雑談のうちに時間が迫ってきたので人混みを
掻き分けて出演者たちに接近して話を聞いたり撮影開始。行列はここから
箕郷支所までをゆっくりと練り歩くのだ。

主な方々を紹介しよう。

大殿役、去年は行列の中盤で奥方と並んでゆったりだったが今年は最初から
先頭付近で何かと指示を出して大奮闘。



そしてどっしりの奥方役、色々と周りの世話焼きにこれまた忙しい。



主役の新郎・新婦さん。これは来週に挙式を控えた本物のカップル。



若殿役とその奥方。この若殿にも側室が居る筈だがどうにも見つからない。






大殿の側室、もう一人居る筈だが見つからない。



お馴染みの剣士役。「心彰流・剣舞剣彰会」の方。夕方からの
野外劇で活躍されるだろう。



ゲストの三人、いや三匹と言うべきか? 「関八州稲荷の頭領」と
云われる「王子稲荷」からの使者。



「お待ち女房」と言われる方々、花嫁さんの引き立て役だとか。



この様な黒ではない衣装の方々はお城のお女中衆なのか?
行列の最後尾につく。



お囃子役の連中、行列より10分程早く出発したので、沿道に
知らせる先遣隊の役割かな。


さて、定刻になると皆さん、それぞれに整列開始。一番大人数の
お待ち女房連も準備万端抜かりなし。



行列が長いので実行委員会(2006年設立、代表は岡本さん)の方が細かい指示をして
隊列を徐々に整える。



先頭は木遣りの人たち、休み無く謡い続けて行くのはご苦労さん。



お駕籠の係りは重労働と思ったらチャッカリ車付だった。



行列はこんな感じでゆるゆると進む。









この行列の進行を一手に担っているのがこの太鼓を持つ人。
忙しく前後に歩き回って進行の具合を調整。そして
この人の「コーン」の掛け声で一斉に所作をする。
だが、一瞬のタイミングで其れを写真に捉える事は殆ど不可能。



ここで迂闊にも電池切れ、本日終了。
今月は17日に「雷舞まつり」、31日は箕輪城祭り。

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