汽水空間 ~言葉と次元の力学系へ~

身体で体感する言葉の世界をお届けします(*´∀`)♪

みやすけの詩 青

2008年07月18日 | 初期中期の詩

夏の空
積乱雲が立ち上る

せみのうるさい鳴き声が
辺りに響いている

今年の夏も暑くなりそうだ
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みやすけの詩 夜

2008年07月13日 | 初期中期の詩

夕闇が辺りを包み込む
虫たちの声が僕の周りで聞こえている

昼間とは打って変わって涼しい夜
花火が似合う季節がやってきた
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みやすけの詩 色

2008年07月13日 | 初期中期の詩

新緑に染まる
夏の季節

生命力の活性化を
その大きな体で見守る入道雲

雄ハトの熱い求愛行動が
今年も始まる
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みやすけの詩 振動

2008年07月13日 | 初期中期の詩

昼の太陽
さわやかな風

少年達の篤い掛け声が
この暑い空気をさらに震撼させる
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みやすけの詩 迷い

2008年07月12日 | 初期中期の詩

今日の生き様
今までの悩み
明日への活力

僕らのしてきた事は無駄にはならない

そう思う僕の心に
明日はあるか
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みやすけの詩 一日

2008年07月07日 | 初期中期の詩

潮香る
港町の夕暮れは
昼間の暑さとは対照的に
なんとも涼しい

一日の終わりを告げる
この若干の気温の下がりが
少しの安堵感を与えた
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みやすけの詩 空想

2008年07月04日 | 初期中期の詩

遠い空を見ている
あの地平線の向こうにも
人々の暮らしがあるんだね

鳥の群れが地平線の向こうへ
まさに今飛び立とうとしている

僕も連れてっておくれよ
まだ一度も行ったことのない異国の地を
空想してみた
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みやすけの詩 午後

2008年07月04日 | 初期中期の詩

午後の昼下がり
老人達の憩いの雑談笑が耳をかすめる
太陽はいよいよ西に傾き始め
動物も休憩モード

公園のベンチに座り
考え事をしていた僕

都会の中にある数少ない木々が
風に揺れている

形さえなくなったブランコが
今は虚しくその虚像だけを残している

公園内に響く子供達の喜声が
あの頃の僕を思い起こさせた
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みやすけの詩 雨

2008年07月03日 | 初期中期の詩

風が強い夜に考えてる自分がいる
存在自体がだんだんと薄くなっていくようで
少し怖いよ

目の前のアリ地獄は
今でもアリを待っているのか

雲が空を覆い
雨が降り始める

ポツポツ、ポツポツ
降り出した雨はとめどなく
雨脚を早くする

早く過ぎろ、早く過ぎろ!!
その雨は僕の心に妙にマッチしていて
とても嫌な気持ちになった

早く過ぎてくれ…

とうとう雨は止まなかった
道路に滴る雨水が
僕の涙を代弁してくれる

この世界が真っ白になった瞬間だった
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みやすけの詩 手と手

2008年07月03日 | 初期中期の詩

みんな笑ってる
みんな悩んでる
みんな生きてる

何かに頼ってみんな生きてる
僕らはみんな繋がってる
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