健康を科学する!

豊橋創造大学大学院健康科学研究科生体機能学のつぶやき

星がブラックホールにのまれる瞬間

2011-09-03 08:30:17 | 宇宙
星が巨大ブラックホールにのみ込まれる瞬間の“断末魔の叫び”ともいえる「ジェット」という現象を初めて観測したそうです(MSN産経ニュース)。観測は、国際宇宙ステーションの日本実験棟「きぼう」に設置した全天エックス線監視装置「MAXI」と、米航空宇宙局(NASA)の衛星「スウィフト」で実施したそうです。チームは3月末、遠方の天体から非常に強いガンマ線が突然放出されたのを検出。エックス線でも観測し解析したところ、地球から39億光年離れた銀河の中心部にある巨大ブラックホールから出るジェットと確認したそうです。ジェットは、ブラックホールに星間ガスなどの物質が落ちるときに観測されるそうです。今回のジェットは長期間にわたり断続的に強い信号が観測されたのが特徴で、チームは星がバラバラに壊れてのみ込まれる際のはずみで出るジェットと判断したということです。今年の夏は、宇宙関係のニュースが多いのは気のせいでしょうか。
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