健康を科学する!

豊橋創造大学大学院健康科学研究科生体機能学のつぶやき

マラリア感染による脳の変化

2014-05-23 08:42:30 | 研究
マラリア感染が重症化して起こる脳症では、においを感じる脳の部位に異常が起き、嗅覚が低下することが明らかになったそうです(日刊工業新聞)。脳症を起こす熱帯熱マラリアは、アフリカを中心に年間100万人前後が死亡しているそうです。国内でも海外渡航者らが持ち込んで年間100人ほど発症しているそうです。これまでマラリア感染に関しては、意識低下や錯乱などの神経症状で診断してきたそうですが、発症後はすぐ死亡してしまう事例が多かったそうです。今回の発見は、新たな早期診断法へと発展する可能性があるものだそうです。
Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする