健康を科学する!

豊橋創造大学大学院健康科学研究科生体機能学のつぶやき

下半身まひの患者が埋め込み型機器で歩けるように

2018-10-12 08:30:53 | 研究
5年前にスノーモービルの事故で脊髄を損傷し、下半身不随になった米国人男性(29)が、埋め込み型の医療電子機器の助けを借りて再び歩けるようになったとする研究成果がNature Medicineに発表されたそうです(AFPBB NEWS)。男性は事故によって脳からの信号を下半身に伝える神経が完全に遮断されていたが、この機器は電気パルスによってその神経を刺激する仕組みだそうです。下半身まひの患者が埋め込み型機器によって歩行したのは初めてだそうです。発表したのは米国ミネソタ州Mayo Clinicのチーム。男性は、埋め込んだ機器の電源を入れてから数週間以内に事故後初めて歩行したが、その時はまだ歩行器の補助を必要としていたそうです。しかし、さらにリハビリテーションと理学療法を続けた結果、男性はほとんどの体重を自身で支えてルームランナー上を歩けるようになったということです。

http://www.afpbb.com/articles/-/3190956?cx_part=search
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