日焼け止めに広く使用されている紫外線をカットする成分が周辺の水域を汚染し、人体にも害を及ぼす可能性があるとの研究結果が発表されたそうです(AFPBB NEWS)。香港の海水と、養殖場の魚、エビ、イガイから、一般的に日焼け止めに使用されている7種類の化学物質が大量に検出されたというのです。実験では、人間と似たゲノムを持つ小型熱帯魚のゼブラフィッシュを使って実施。その結果、汚染された水から問題の化学物質が食物連鎖に入り、ゼブラフィッシュの胚に異常をもたらし、死亡率を引き上げたことが分かったというもの。食物連鎖に沿って人間にまで達するこれらの汚染物質の影響と、人間の生殖能力に対する長期的影響を無視することはできないということです。
http://www.afpbb.com/articles/-/3192268?cx_part=search
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