アインシュタインの一般相対性理論で示された「高い場所ほど時間の進み方が速い」という現象を利用し、極めて正確な時計を使ってスカイツリーの高さを測る実験を始めるそうです(YOMIURI ONLINE)。相対論によると、重力の影響が弱くなるほど時間の進み方が速くなるそうです。展望台は地上よりも重力の影響が小さく、時間の進み方がわずかに速いというのです。展望台の高さが本当に450メートルなら、1か月間で、地上よりも130ナノ秒だけ時間が速く進む計算になるそうです。そこで、宇宙の年齢よりも長い160億年以上たっても1秒しか狂わない「光格子時計」という超高精度の時計を開発。スカイツリー1階にある部屋と、展望台にある空きスペースの2か所に光格子時計を置き、約2か月間にわたって時間を計測。計測された時間のずれから高さを求めるそうです。
https://www.yomiuri.co.jp/science/20181005-OYT1T50069.html
https://www.yomiuri.co.jp/science/20181005-OYT1T50069.html