スペイン・カナリア諸島に新設した宇宙からのガンマ線を観測する世界最大級の大型望遠鏡の試験稼働を始めたそうです(YOMIURI ONLINE)。30以上の国と協力して2025年頃までに、カナリア諸島と南米チリのアタカマ砂漠に計118台の望遠鏡を設置し、誕生初期の宇宙の姿を解明する計画だそうです。望遠鏡の直径は23メートルで、1畳半ほどの大きさの反射鏡約200枚が組み合わされているそうです。超新星爆発や巨大ブラックホールの周辺などから放出される超高エネルギーのガンマ線が、地球の大気と反応して出す弱い光を観測。従来の望遠鏡よりも高感度のため、これまでは誕生から66億年後の宇宙の姿しか観測できていなかったのが、16億年後まで遡ることができるということです。
https://www.yomiuri.co.jp/science/20181011-OYT1T50085.html
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