静岡県立漁業高等学園は、創立50年。一流の漁師になる近道です。

漁師をめざして、がんばっている生徒たち。
30歳までの若者が全国から漁業の街、焼津に集っています。

遠洋かつお一本釣り漁師を目指すB君の作文(2) 「夏休みに父さんと仕込み」

2012年09月05日 08時53分27秒 | その他
9月3日のブログで紹介したB君のお父さんは、遠洋かつお一本釣り漁船の船長をやっています。
B君は、夏休みに漁から帰って来たお父さんの船に行って、仕込み(出漁前に必要品を準備すること)を手伝ったり、船の話を聞いています。
本人の承諾をもらって、作文を掲載しますので、参考にしてください。


 夏休みに入り最初の方で、父さんが帰ってきて、船の話を色々聞くことができました。
 「今、資格を取っておけば、これからかなり役に立つ」と聞いて、今まで以上に今資格を取る大切さを知れてよかったです。
 話は変わりますが、父さんと久しぶりに出かけることが出来て良かったし、楽しかったです。

 父さんの仕込みを手伝いました。
 当たり前のことですが、いつもどおりたくさん色々な物を買いました。
 自分も来年から船に乗る時の事や(学園の)乗船実習の時に役に立つと気づきました。

 「初めは買う量が分からなくてたくさん買ってしまっても、何回かしているうちにお金がもったいなくて少なくなる」と言ってました。
 このような話を聞けて、とてもためになりました。
 あと、「今のうちに筋肉をつけておけ」と言われ、「とりあえず体重を増やせ」と言われました。

 これから体重を増やしつつ、筋肉をつけていきたいと思います。
 学園生活が半年位しかないので、一つ一つの事を真剣にやって、悔いの残らないように頑張っていきたいです。

学園に入学する生徒の中で、親が漁業に従事している生徒は約3割で、まだまだ少ないと感じています。
B君親子のような例が、これからも続いたらいいなと思っています。


 学園は、B君親子を応援したいと思います!


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする