静岡県立漁業高等学園は、創立50年。一流の漁師になる近道です。

漁師をめざして、がんばっている生徒たち。
30歳までの若者が全国から漁業の街、焼津に集っています。

海技士定期試験第二陣の出発

2020年02月07日 09時12分15秒 | 日記

2月の海技士定期試験を受けるため、第二陣の9名が出発しました。
第一陣が16人ですから、これで第50期生の全員です。
どれだけがんばってくれるやら?

ちょっと頼りなく意気込みを語ってくれました・・・

そして、夕方に先発組が戻ってきました。
こちらも、自信満々ってこともないようでした・・・
心配。

学園では10月、2月の海技士定期試験に加え、3月の臨時試験を受験します。
でも、これは近年のこと。
かつては3月の受験だけでした。
その理由は、一部の優秀な生徒がやっと五級に合格できる状況だったからです。
今や、ほとんどの生徒が五級に合格し、半数くらいが四級合格。
なかには三級の合格者もいるという状況に変化しました。
意欲ある生徒が集まるようになった証(あかし)です。

静岡県立漁業学園
電話 054-627-0219
Eメール gyogaku@pref.shizuoka.lg.jp
ホームページ gyogaku.com

学園の見学は随時(ずいじ)、受け付けています。
新しいホームページから申し込みできますよ!
https://gyogaku.com/recruitment/
3月12日に実施する後期入学試験もご案内しています。

 園長のつぶやき
入学を検討されている見学者に、富士山に登る話をします。
富士山は登山初心者でも登れますが、岩だらけだし、夏でも山頂は真冬の寒さです。
タンクトップやサンダル履きでくる人もいますが、命知らずです。

漁師は大変な仕事ですが、特別な人でなければできないということはありません。
でも、なんの準備も、下調べもせずに漁船に乗ってやっていけるほど甘くもありません。
無謀な登山者と同じです。

富士山へ登る準備をするのが学園と言えます。
技術や心構えを一年かけて授(さず)けます。

しかし、山頂目指して登るはひとりひとりの力です。
50期生の出発も、あと一ヶ月に迫っています。

コメント (1)
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