足の指に糸をかけて網を作る練習です。
まず先生のお手本。
膝を伸ばしたり、折ったりしながら糸の張りを調整します。
先生は簡単にやっていますが、初心者には難しい作業です。
いざやろうとすると、自分の足なのに思ったとおり動かなかったりします。
生徒たちは悪戦苦闘でチャレンジです。
静岡県立漁業学園
電話 054-627-0219
Eメール gyogaku@pref.shizuoka.lg.jp
ホームページ gyogaku.com
学園の見学は随時(ずいじ)、受け付けています。
新しいホームページから申し込みできますよ!
https://gyogaku.com/recruitment/
3月12日に実施する後期入学試験もご案内しています。
園長のつぶやき
クルマの修理ではアッセンブリー交換が増えました。
アッセンブリーとは、いくつもの部品を組み上げたパッケージ部品のことを指します。
例えばブレーキの調子が悪い時、アッセンブリーで交換すれば、技術レベルの低い作業員でも短時間で修理できます。
その代わり、小さなパーツ一つで直るものも、高いアッセンブリーを買わなくてはなりません。
漁業の世界でも同様な傾向にあります。
網の修繕をできる人が減り、穴が開けば網ごと交換。
切れたロープも「刺継ぎ」で修理するのではなく、新品ロープに交換です。
昔の漁師は、漁具(漁で使う道具)は自分治すのが当たり前でした。
今や自分で道具を修理ができる漁師は激減です。
でも「自分の道具は自分で直す」のがかっこいい漁師ではないでしょうか。