今週、焼津市内にある静岡県漁業無線局(静岡県無線漁業協同組合)を見学させていただきました。
漁師であっても、地上にある無線施設を見たことがある人は少ないと思います。
本県の無線局の施設(建物)は古く、年季の入ったものですが、建物の外には短波の大型アンテナがそびえ立っています。
例年のように、事務局長から無線局の業務を説明していただきました。
ここでは世界の海で操業する組合員の漁船と定時での通信が行われています。
その内容は、気象・海象、航行に関する情報の他、魚の水揚げ情報まであります。
業務をしている状況は撮影禁止のため、紹介できないのが残念ですが、実際に交信している様子を見させていただきました。
誤解されないよう聞き取りやすい言い方で、2回繰り返して交信するていねいな仕事ぶりです。
モールス信号もまだ使われています。
見学した生徒からは、組合員の船がどこにいるのかすべて把握していてすごかった。
思いの外、大変な仕事だと分かったなどの感想が聞かれました。
※ 学園の見学説明会の申し込みを随時受け付けております。
漁師になることを考えている方、学園に興味のある方の来園をお待ちしています。
オンライン(「Zoom」)による説明も可能です。
詳しくはホームページ https://gyogaku.com/setsumei/
をご覧ください。