静岡県水産・海洋技術研究所の水産技師を招いて行った講義、今回のテーマは「黒潮流路から漁場を探そう」です。
関東・東海の1都5県(東京、千葉、神奈川、静岡、三重、和歌山では、平日の毎日、水産試験研究機関が共同で関東・東海地域の海況図を作成して速報を発出しています。
(静岡県水産・海洋技術研究所の海況速報図は、こちらから。 → https://fish-exp.pref.shizuoka.jp/01ocean/index.html )
今回、この海況速報を担当している静岡県水産業普及指導員の一人である水産技師の北川氏から、海況速報を活用するお話をしていただきました。
この海況図は、人工衛星から得られる水温データと沿岸の実測水温データを元に作製され、高精度で広範囲の海の様子が分かります。
加えて、黒潮の流路も示されています。
水温データのみでは、漁場を探し当てるのは困難ですが、黒潮の流れが分かることで、漁獲を目指す魚の漁場を探す大きなヒントとなります。
海は広大ですが、その様子は刻一刻と変化しており、少しでも早く情報提供できるよう関係する水産試験研究機関は日々頑張っています。
※ 学園の見学説明会の申し込みを随時受け付けております。
漁師になることを考えている方、学園に興味のある方の来園をお待ちしています。
オンライン(「Zoom」)による説明も可能です。
詳しくはホームページ https://gyogaku.com/setsumei/
をご覧ください。