静岡県立漁業高等学園は、創立50年。一流の漁師になる近道です。

漁師をめざして、がんばっている生徒たち。
30歳までの若者が全国から漁業の街、焼津に集っています。

第50期生の思い出1

2020年03月18日 09時38分47秒 | 所感

今年度は生徒数が増えたことから、想定外のことがたくさんありました。
まずは一学期の授業に使う講義室に生徒が入り切らなかったこと。

昨年度までは、このように教育棟3階の講義室を使っていました。
この部屋、二人がけの机を10個並べるといっぱい。
もっと、机が入ると思ってたんですが、実際に机を入れると狭くてダメ。
26人の生徒が入りません。
そこで、入学式などに使う研修室に教室を変更しました。
研修室だと広すぎるので、一部を仕切って2/3の面積で使いました。

こちらは第50期生の入学説明会の様子。
広げた研修室もいっぱいです。

前年までは、こんな感じでした。

学期末の三者面談も人数が増えて、お待たせする時間が長くなってしまいました。
保護者の方にも、ご負担をかけました。

実習船「わかたか」やマイクロバスの定員を超えることはわかってたんです。
定員のない教室、面談の待ち時間は盲点でした・・・
4月からは再び講義室を使うことになりそうです。

静岡県立漁業学園
電話 054-627-0219
Eメール gyogaku@pref.shizuoka.lg.jp
ホームページ gyogaku.com

学園の見学は随時(ずいじ)、受け付けています。
新しいホームページから申し込みできますよ!
https://gyogaku.com/recruitment/
入学試験の願書受付は終了しました。
間に合わなかった方は、園長にご相談ください。


 園長のつぶやき
今年度は入学早々(しかも一週間以内)に退学者がありました。
二年前も同様な生徒がいて、退学理由は「思っていたのと違った」です。
学園では魚をとる作業ばかりやると思っていたようです。
毎日、釣りをする気でいたのかな?

今回はホームシックが理由です。
高卒者でしたが、家以外に宿泊するのは修学旅行でしか経験がなかったようです。
月~木曜日の4日間、家から離れるのがつらいと。

自主退学する人のほとんどは、本当の理由を言ってくれません。
言えない理由があったのかもしれませんが、少なくとも学園がどんな学校か理解してなかったのでしょう。
つらいことから逃げて、楽しいだけの世界を求めるのも・・・ね?


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