静岡県立漁業高等学園は、創立50年。一流の漁師になる近道です。

漁師をめざして、がんばっている生徒たち。
30歳までの若者が全国から漁業の街、焼津に集っています。

かつお釣込み訓練始まる

2023年10月04日 12時00分00秒 | 訓練
10月4日 水曜日
これまでかつお一本釣りの漁具作製実習を行ってきましたが、先週に「バケ」と「ハネ(竿)」の先の「カンザシ」の間を結ぶナイロン製の糸でできた「ヤマ」と呼ばれる仕掛け作りを行い、道具は完成しました。


昨日から陸上での釣込み訓練が始まっています。
生徒達が仕上げた一本釣のハネ(竿)に、カツオを模したおもり袋を取付け、カツオを釣り上げる練習です。まずは学園内の中庭で、動作の基本練習を行いました。

先生の笛の合図に併せ、「構え」、「せーの」のかけ声で釣り上げます。
効率良く釣り上げるには、腕だけで無く体全体を使って、竿のしなり(弾力)をうまく使うことが必要です。力任せでは、直ぐに疲れてしまいます。

おもり袋の重さは、約4キロ。実習本番まで何度も練習を積んで、コツをつかんでいきます。

令和6年度入学生AO入試を10月15日(日)に実施します。願書受付は10月6日(金)までです。詳細は学園ホームページ https://gyogaku.com/recruitment/ をご覧ください。
週末見学会の参加者も募集中です。次回開催日は10月28日(土)です。見学会の詳細はこちらをご覧ください。 https://gyogaku.com/setsumei/

園長のつぶやき
漁学Youtubeチャンネルの、2022遠洋航海実習かつお一本釣り動画の視聴回数が5000回を超えました。さらに以前の動画では、2万回以上視聴されたものもあり、当学園のチャンネルでかつお一本釣り動画は一番人気となっています。動画を見ていると簡単に釣っているようですが、かつお一本釣りは体力と共に技術も必要な漁です。自分も若いころ腕力には自信があった方でしたが、はじめてカツオをかけた時には上げられず、近くにいた船員さんに手伝ってもらいました。狭い間隔で釣り手が並んで漁をしますから、注意しないと怪我にも繋がります。生徒達にもこの実習を楽しみにしている者が多くいますが、しっかりと陸上で訓練を積んで行ってもらいます。

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