令和6年2月9日 金曜日
昨日で5級と4級の海技士試験が終了し、残すは来週の3級と2級となりました。
昨日で5級と4級の海技士試験が終了し、残すは来週の3級と2級となりました。
海技士試験には航海と機関があり、それぞれに級があります。学園では1学期(入学から夏休みまで)は全生徒が同じ授業を受けますが、2学期からは航海専攻と機関専攻に分かれて、海技士試験に向けて専門的な授業を受けます。就職してから航海士(こうかいし)を目指すのか、機関士(きかんし)を目指すのかによってどちらかの専攻を選んでもらいます。航海士は、操船の責任者でトップは船長です。機関士はエンジンなどの機関を管理する人でトップは機関長です。自分が目指しているのは漁師であって、航海士でも機関士でも無い!と思った人もいるかもしれませんね。通常の船では船長と機関長がツートップです。漁船の場合は、船長・機関長のさらに上がいます。漁の責任者「漁労長」です。船頭と言ったりもします。
20トン以上の船舶を運航するには航海士や機関士が必要ですから、大型漁船で働く場合、この資格が無いと幹部職員にはなれません。つまりはこの資格があるか無いかで収入に大きな差が付いてしまいます。20トン未満の船の操縦には小型船舶操縦士の免許が必要ですが、学園ではこれも全員が取得します。海技士試験に通るような勉強をしておけば沿岸漁船でも役に立ちます。
漁の方法や魚の生態に関することは水産技術という授業があり、航海専攻も機関専攻の人にも受けてもらいます。県の水産研究所に勤務していた教員や現役の研究員、普及指導員が学園に来て講義をしてくれます。大学の水産学部の先生や、釣りガールが講義をしてくれることもあります。
20トン以上の船舶を運航するには航海士や機関士が必要ですから、大型漁船で働く場合、この資格が無いと幹部職員にはなれません。つまりはこの資格があるか無いかで収入に大きな差が付いてしまいます。20トン未満の船の操縦には小型船舶操縦士の免許が必要ですが、学園ではこれも全員が取得します。海技士試験に通るような勉強をしておけば沿岸漁船でも役に立ちます。
漁の方法や魚の生態に関することは水産技術という授業があり、航海専攻も機関専攻の人にも受けてもらいます。県の水産研究所に勤務していた教員や現役の研究員、普及指導員が学園に来て講義をしてくれます。大学の水産学部の先生や、釣りガールが講義をしてくれることもあります。
航海授業
航海実習
機関授業
機関実習
以前は航海専攻の人気が高かったようです。大きな船を操船することに魅力があるのかもしれません。ところが最近は傾向が異なり、今年の生徒は6割が機関専攻です。もともと車やバイクが好きな生徒は機関を選ぶ傾向がありますが、業界では機関員の方が不足気味で、より求人が多いということもあるかもしれません。でも航海専攻だから就職が無いなんて事はありませんよ。
54期生から何人が漁労長や船長、機関長に育つでしょうか。
令和6年度入学生一般入学試験(後期)を3月12日(火)に実施します。願書受付は3月1日(金)から3月7日(木)です。予定していただいている方は準備をお願いします。必要書類等はホームページをご覧ください。https://gyogaku.com/recruitment/
3月の週末見学会開催日は3月2日(土)、3(日)です。日程が合わないという方には平日の見学も受けつけています。遠方で来園が難しい方にはZoomによるオンライン説明会にも対応します。いずれも4日前までに申し込みをお願いします。申し込みはこちらから https://gyogaku.com/application