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7月16日
海上保安庁から講師をお招きし、海上交通などにおける安全確保について講義をしていただきました。
講義内容は、車、バイクや自転車などを運転する時に普段から意識している「交通安全」と同じ様な内容の海上版と想像してください。
海上における事故などを未然に防ぐためには何に気をつけたら良いのか?
過去の事故例を参考に、事故発生につながる要因の分析を行いました。
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単独で船が沈没した原因をグループで話し合います。
積荷の積載量が多かった、積荷の載せ方が悪い(偏っている、固定が甘かったなど)、波に対する操船方法が良くなかったなどの意見を出し合っていました。
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グループ討議では、他者の意見を聞き、自分の考えを深めていくことができます。
その他にも、海上標識や船で急病人が発生した場合の対処法などを習いました。
事故発生に係る経験則であるハインリッヒの法則の説明があり、重大事故の背景には29件の軽微な事故、300件のヒヤリハット事例が隠れているとの説明がありました。
ヒヤリハット事例を共有し、対策を講じておくことで、事故を防ぐ事につながるという、とても重要な内容でした。
海の上だけでなく、私たちの日常生活でも役に立つお話でした。
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海での救命策として、ライフジャケットの着用及び連絡手段の確保が大事です。
さらに、自力では逃れられない海難事故に遭遇した場合には、海上保安庁に頼ることとなります。警察や消防も頼りになります。
海における緊急時には、警察110、消防119、海上保安庁118のいずれかに電話して指示を仰ぎましょう。
海上保安庁の講師の皆様には、海の交通安全などの業務でお忙しい中で、海での安全確保についての貴重な講話を有難うございました。
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