静岡県立漁業高等学園は、創立50年。一流の漁師になる近道です。

漁師をめざして、がんばっている生徒たち。
30歳までの若者が全国から漁業の街、焼津に集っています。

普及指導員の講義 ブランド化

2023年10月02日 08時57分56秒 | 授業・講演
10月2日 月曜日
 早いもので令和5年度も半分が過ぎました。10月の学園は、海技士定期試験、海上特殊無線技士講習(1級)に加え、来月に迫った遠洋航海実習の準備と重要なイベントが目白押しです。また本日から研修生が1名加わります。農林水産省のIさんです。静岡県では毎年この時期に、農林水産省の若手職員の研修生を受け入れています。学園での研修は2週間の予定で、航海専攻の生徒と一緒に授業や実習に参加してもらいます。漁師になる若者と寝食を共にすることは今後無いでしょうから、この経験を今後の業務に役立てて頂きたいと思います。
 今回は先週行われた水産業普及指導員による講義の様子を紹介します。水産業普及指導員は、水産業の発展のため担い手の育成の確保、水産資源の持続的な利用のための技術支援、水産物の生産から消費に至る取組の支援、研究・技術の普及啓発、その他様々な支援を行なうため、全国の都道府県に配属されています。静岡県では、県内の水産・海洋技術研究所(本所、3分場)に計10名が配属されています。水曜日に行われた今年度1回目の普及指導員による講義のテーマは「ブランド化」でした。
 駿河湾の南西部に位置する南駿河湾漁協では、曳き縄一本釣りで漁獲し、高鮮度処理を施して、脂肪量などの基準を満たすサワラを「波乗り鰆」としてブランド化しています。サワラのブランド化に向けた活動は、平成27年の立ち上げ当初から水産・海洋技術研究所本所の水産業普及指導員が支援していたことから、ここに至るまでの経過を、様々な苦労話も含めてお話ししていただきました。

学園を卒業して漁師となった時、「水産業普及指導員」にお世話になることもあると思います。

令和6年度入学生AO入試を10月15日(日)に実施します。願書受付は今週金曜日までです。詳細は学園ホームページ https://gyogaku.com/recruitment/ をご覧ください。
週末見学会の参加者も募集中です。次回開催日は10月28日(土)です。見学会の詳細はこちらをご覧ください。 https://gyogaku.com/setsumei/


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