静岡県立漁業高等学園は、創立50年。一流の漁師になる近道です。

漁師をめざして、がんばっている生徒たち。
30歳までの若者が全国から漁業の街、焼津に集っています。

実習の始まり

2019年04月16日 09時00分00秒 | 実習

年度初めて大事なのが、避難経路の確認。
徒歩で避難場所の公園に行き、帰りに漁港内を見学。
カツオの竿釣りが停泊していたので、ちょっと見学させてもらいました。


そして、学園で最も大事な授業である実習も始まりました。
最初にやったのは、今年度にどんな実習を行うかの説明です。
実習の先生が手作りでテキストを作成。
ロープの結び方、加工方法、竿や網などの漁具の作りなど・・・
どんなことを身につけていくのかが分かります。
この白黒版を先日の「焼津みなとまつり」で配布しました。
今年度の学園見学者にも差し上げる予定です。


学園の見学、お待ちしてます。
詳しくはホームページをご覧ください。
Eメール gyogaku@pref.shizuoka.lg.jp
ホームページ www.pref.shizuoka.jp/sangyou/sa-940
今年度の見学会の日程をご紹介しています。

 園長のつぶやき
実習棟にあるホワイトボード。
生徒の名前の下に、課題のできた日付を書いていくものです。
今年度は生徒が増えたことから、二段書きになります。

実習の久保山先生から、授業の最後に注意がありました。
「実習は自分の時間。
 ムダ話をすれば、自分が練習する時間も、話しかけた相手の時間も使ってしまう。
 作業を覚えるのは個人差が大きい。
 がんばっても遅いのはかまわない。
 でも、遊んでいて遅いのは違う。
 毎日の自分の時間を大事に使って欲しい」
こんな話が出るのも「手より口が動いている」生徒が毎年いるからです。
ちょっと出来たからと言って、ムダ話をしていれば、覚えたこともすぐに忘れます。

実習棟で行うロープワークなど、資格をとる物ではありません。
でも、漁師としては「出来て当たり前」の技術。
へたな資格より、ずっと価値ある物です。

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