静岡県はしらす漁が盛んで、中~西部を中心に県内各地の地先で行われています。
しらす漁の操業形態は、1隻の漁船で網を曳く1そう曳と、2隻の漁船で網を曳く2そう曳がありますが、今回体験乗船をお願いした用宗地区のしらす漁は、2そう曳です。
最近数年のしらす漁は、夏場になると漁獲量が減少し、通称「夏枯れ」とも言われていましたが、今年の夏場の漁はまずまずのようです。
このような漁模様の中、生徒全員が数隻の漁船に分乗して、シラス漁を体験しました。
漁場は港から近く、船酔いで苦しむ生徒はいませんでした。
漁場に向かう船のスピードは思ったよりも早く、それに驚いた生徒もいました。
体験の内容としては、操舵室の魚探を見せていただいたほか、しらすの入った網を引き上げて、船上のかごに入れる作業などを体験させていただきました。
また、とれたてのシラスを船上で試食させていただくとともに、昼食時にはおすそ分けをいただきました。
これだけ鮮度抜群のしらすを食べるには、産地に来るしかありません。
地元の沿岸漁業を知る、よい機会となったことと思います。
午後には、当学園を卒業し、しらす漁師として活躍している先輩漁師との歓談も行われました。
生徒からは、真剣な質問が飛んでいました。
※ 学園の見学説明会の申し込みをお待ちしております。
詳しくはホームページ https://gyogaku.com/setsumei/
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