今週は、先週ほどいそがしくなくて、ちょっとたすかった。
7時前に仕事がおわったので、いそいでさいとうギャラリー(中央区南1西3、ラ・ガレリア5階)にかけこみ、伊藤太郎水彩画展を見る。
これが178回目の個展というから、すごい。
巧みな筆さばきで、欧洲の街路などの風景をさりげなくまとめている。
まだ金曜だというのに、売れてしまった絵の題名が10枚以上も貼ってあった。
たしかにうまい。 . . . 本文を読む
絹谷幸二である。日本の洋画壇の最高峰である。
勢いこんで見に行った。でも、素人の悲しさ、どこがいいのかよくわからない。
じーっと見ているうちに、ひらめいた。
これは日本画ではないか!
急いでつけくわえると、これが「ア.フ.レイス.コ」だということは知っております。
しかし。
・輪郭線の強調
・陰影にとぼしい、平面的な描写
・独特のマティエール
・東山魁夷を思わせる澄んだ青
・( . . . 本文を読む