札幌市南区のアトリエで、独特の生命感ゆたかな金属彫刻にとりくんでいる浅井さんと、奥様の幸子さんによる2人展。
憲一さんのほうは、2004年ごろからとりくんでいる卵型の彫刻の新作が数点あるほかは、これまでに発表した作品が中心。
シーラカンスとか、目の形をした猫とか、なつかしく拝見しました。
奥様のほうは、筆者が札幌にいない時期に発表を始めたこともあって、きちんと見るのはこれが初めて。
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札幌厚別高校の「芸術類型美術コース」でまなんだ女性6人が、卒業後に再会し、はじめてひらいたグループ展。
6人は、大谷佳奈子さん(陶芸)、北川泉さん(写真)、澤部真衣さん(クラフト)、菅原沙織さん(油彩)、中山好子さん(イラスト)、吉田さやかさん(服飾)。
6人とも、なにかしらものづくりの道に進んでいるというのはいいですね。そして、みごとに6人の分野がことなっているというのもおもしろいです。
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こちらも卒業展。藤女子大写真部の平松萌さん(ヒラマツ)、湯山美里さん(ユヤマ)、岡島貴衣さん(キボンヌ)の3人展だ。
全点モノクロ。メリハリのはっきりした焼きは、藤の伝統だなあと思う。
引き伸ばし器が小さいのをカバーするため、小さな印画紙を4つとか6つつないで1枚の大きな写真作品に仕立てているのも、涙ぐましい?くふうだ。
会場の入り口に、こうあった。
(前略)「オメェなんかに負けるか」 . . . 本文を読む
(長文です)
札大の写真部には4年生が2人いるが、1人がつごうで出品していないため、事実上、吉永謙介さんの個展となっている。
1年生のころから、うまい人だなと思っていたが、今回あらためて見て、感銘を受けた。
会場入り口に1点。あとは、「遍路(へじ)を踏む」(64点)、「旅の実像」(9点)、「間(あわい)より」(3点)の3部にわかれている。「間より」だけがカラーで、あとはモノクロ。
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