初日に見たのに、アップがおくれてしまいました。
さて、 古田瑩子さんが、繁野三郎の流れを継ぐ穏当な写実でも、道彩展ふうのフォーブ調でもない、独特の水彩画の流れを道内でかたちづくってきたうちのひとりであることは、たしかだだと思います。
下地にジェッソなどを用い、アクリル絵の具を併用して画面に厚みを出し、精緻かつ丹念な筆使いで、幻想性ゆたかな世界を作り出しています。
今回の個展は、そういっ . . . 本文を読む
小樽鉄路写真展の出品者仲間から生まれたグループ。もっぱらデジタルで、深刻ではない、たのしい写真を撮っている。筆者は、前回の写真展のとき「リラックスして、カジュアルな」と形容したけど、その気楽な感じはかわっていない。
今回のテーマは「食」。
岡島貴衣さん「Eat Eat EAt」は、食べている口元の大写しによる組写真。
彼女は、対象への迫りかたに、ひたむきさがあると、いつも思う。
彼女の . . . 本文を読む